今日の日付は素因数分解チックで素敵。


●ペプシモンブラン

某所で「人類には早すぎる味」と聞いたので早速飲んでみたのが5日くらい前。
以来毎日一本は飲んでるんだけどもさっぱり味を判定できない。

「美味いか?」と訊かれたら「美味くはない」とは言える味ではあるので、
「美味くない=不味い」の等式が成立する二元論的世界観においては「これは不味い」で済む話だけども、
そんな次元に身を置かないなら、何とも説明し難い味、というか口内感覚。

六本目にしてやっと「香りはファンシー消しゴムに酷似」「炭酸刺激は高濃度で、一つ一つは微細」くらいは判定でき、「特異な炭酸刺激のせいで味蕾が麻痺して味がわからんのではないか」と推論するに至るもなおもて不可思議な味。
あと「香りと炭酸刺激に比して味が弱すぎる」「香料と味と、炭酸のクエン酸臭が完全に乖離している」「基本的に栗・生クリーム・チョコレートといった風味は乳化させていない炭酸飲料に乗る味ではない」というあたりもポイントなのか。

飲用時の精神的衝撃は、ドラゴンフルーツを食べた時のそれに似ているかもしれない。
本当に「うまいとかまずいとかじゃない」味。なんなんだろうこれ。



●春秋冬にある時間

祝日が来る度に思うことだが、日本の祝日の配置は無茶苦茶すぎると思う。特定の時期に固まりすぎ。
ほんの十数年前には海の日がなかった(=5/6~9/14までの132日連続祝日なし)ことを考えると尚更。
祝日の由来を見れば、農耕民族たる日本人の繁忙期と農閑期だとか、日照量の減少に伴うセロトニン分泌量の変動がもたらす行動性や生産能率の低下だとかを一切考慮しないでこの配置になっているというのは少し出来すぎた話だと思ったり。


あんまり上の話と関係ないけど、最近流行りの月曜クラッシャーの遊撃祝日よりも、日付固定型の祝日の方がなんとなく格が上な気がするし確実にありがたいよね。