●本屋巡り
たまたま暇だったという友人と落ち合い梅田で本屋巡り。

一店目の紀伊国屋書店(BIGMAN横)はただただ広いだけで目当てのものは全く売っておらず。あれだけ広い店舗に谷甲州は一冊だけってどうなのよ。
人文科学系書籍の値段の逝かれ具合についてひとしきり語った後、出口付近にて一畳×一尺くらいの大ボリュームで平積み展開されていたミシュランガイドともしドラに悪態を吐きつつ退店。

二店目は旭屋書店本店。素晴らしい。狭いとまでは言えないものの、決して広くない店内にギッシリ詰まった書籍の数々に惜しみ無い賛辞を贈りたい。
何せ谷甲州が十数冊ある。うひょー。即行で「終わり無き索敵」確保。目的達成。
…した後も、あちこち見て回ってOSHOが単一本棚でコーナー化されてるのを見て爆笑したり指貫グローブ師匠がファウスト系の人間を全力でdisってる話をしたりみすず書房の書名の背筋ゾワゾワ感について語ったり「ベルゼバブの孫への話」の実物を初めて確認してテンション上がったり大川隆法先生の最近のアグレッシブすぎるタイトルの数々に驚嘆したり。高杉晋作の霊はともかく、盛田和夫の霊は流石にヤバイって!
帰り際にノベルアクトが人目につくようディスプレイされてるのを確認してさらに好感度アップ。以後常用することを誓いつつ退店。

三店目はまんだらけ。何でまんだらけの入り口は一昔前のお化け屋敷調の内装なのか。渋谷店も何かビカビカ光ってたしなあ。何だありゃ。
二階でプレミア棚をへーほへーとアホの子みたいに眺める。エロゲ界から離れてた数年のブランクを持つ身にはソフトハウスキャラのゲームの値段の根拠がさっぱり解らず首を捻ることしきり。横に並んでたfripSide一期の(ほぼ)コンプリートボックスに手が伸びかけるも来月猫を三匹飼う予定があるので撤退。さよ教40000円買取表記が消されてることを見てエロゲを金融商品化して空売りで一儲けなんて案が頭をよぎるも、そんなのが出来れば自分に多大なダメージが来るのは必至ということに気づき忸怩。
一般書籍(?)コーナーでサンリオ文庫版「ブラッドマネー博士」ゲット。こりゃ絶版になるわ。嬌烙の元ネタの一つかと思ってたけどどうもC†Cですなこれは。その後稀覯本漫画コーナーの手塚治虫の「ロストワールド」(30万くらい)、「来るべき未来」(同じく)、水木しげる「墓の街」(60万くらい)を見て妙な興奮。確かこのジャンルで一番高いのは藤子不二雄が(手塚治虫リスペクトの意味で)足塚不二雄名義で出した貸本漫画で末端価格300万だったような。
上の階に移動してゲームを見て回ると全体的に相場ダウンの模様。MD「マイケルジャクソンズムーンウォーカー」(約8000円)、SFC(?)「SM調教師瞳2外伝」(約6000円)等の実物を眺めて悦に入る。勿論買う気はない。迷惑な客だ。
結局プレミアゲーだのプレミアソフビだのプレミアビックリマンシールだのプレミアガレキだのプレミアカードダスだのをひたすら鑑賞した後、特価品「シスタープリンセスRe:PURE OST」を購入し撤退。これはI'veが音楽だけ担当という「とある科学の超電磁砲」みたいなアニメなので。


●その後
喫茶店でひたすら鉱石談義。ビスマス人工結晶は素敵すぎでしょう?