はじめてのツノガエル!!ブログを書く つぶやく ブックマークする 印刷する ブックマークの登録
カメ カエル ワニ ウーパールーパー 販売
全国の両爬ファンのみなさん、コンニチハ!
もう、本当に仰天しました。あまり色彩変異に興味を持っていなかった私が、「コレは美しい!!」と文句なしに感じたんですから。で、そうなるとツノガエルをじっくりと見るようになる機会も自ずと増えてくるわけで、だんだんとなぜツノガエルが、長い間変わらぬ人気を保ち続けているのかが、おぼろげながら見えてきたというわけです。
で、ついに私も決心して、500円玉大のツノガエルとの暮らしを始めまして、ますますその魅力を感じるようになったので、今回の記事の作成を決心したんです。
それでは、次はいつものように、ツノガエルの生き物としての姿をご紹介しましょう。
ツノガエルという生き物ツノガエルは、カエルの仲間である無尾目のユビナガガエル科と、あまり聞き慣れない名前のグループに属するツノガエル属Ceratophrys のカエルたちを指します。
このツノガエル属は、南米に広く分布しているグループで、とりあえず以下の8種ほどが記載されています。
この中で、ペットとして流通するのは主にアマゾンツノガエル、クランウェルツノガエル、ベルツノガエルの3種で、それ以外の種はごくまれに流通した、あるいはこれまで流通したことはない種類です。
この3種の中で、ベルツノガエルとクランウェルツノガエルの2種が同じ程度のポピュラーさで、普通に流通しています。アマゾンツノガエルはここ数年で、ようやくCB個体が流通するようになりましたが、まだ高価な種類です。
ベルツノガエルは、よく知られた種類ですが、現在は多少なりともクランウェルツノガエル血が混じってしまっている交雑個体が非常に多く、いわゆる純血と呼ばれる個体を乳周するのが難しくなっています。
一般的にベルツノガエルは、目の上の角状の突起が目立たず「角ガエル」というには若干、物足りなさを感じるかもしれません。本来の野生個体の体色は緑色から緑褐色で、大きめの黒褐色の不規則斑が多数乗っていますが、さらに赤色の斑紋が乗っている個体も多く見られます。3種の中では、もっとも丸っこい体型で、ずんぐりした印象を受けます。
ベルツノガエル
画像提供:Endless Zone
一方、クランウェルツノガエルはやや角状突起が発達して、辛うじて「角」という言葉に納得できます。体色は、緑みが少ないのが本来の特徴で、明褐色から灰褐色地に黒褐色の斑紋が乗っています。ただし、飼育下での繁殖個体では緑色のものも見られるようです。
クランウェルツノガエル
画像提供:Endless Zone
アマゾンツノガエルは、この中でもっともツノガエルらしいフォルムで、やや吻端は尖り、りりしい感じがしますし、何よりも目の上の角が大きいことが特徴です。体色は褐色で、その上にいわゆる流れ紋状の斑紋がありますが、オスの場合は地色が緑色である個体も見られるようです。特に、本種は神経質であるとされ、飼育が難しいとも言われています。最近は、少し飼育しやすいCB個体が多く流通するようになりましたが、それでも飼育は若干のコツが必要であるようですし、WC個体も流通しますので注意が必要です。
アマゾンツノガエル
画像提供:Endless Zone
生息する環境はベルツノとクランウェルがやや乾燥した草原、アマゾンがやや湿潤な森林と違いはありますが、どの種も地面に体を半分ほど埋めたような状態でじっとしていて、前を通りかかるさまざまな生き物を襲って丸呑みにするという生態です。
また特にクランウェルは、乾季がある環境に分布するため、雨がほとんど降らない乾季には地中に繭のようなものを作ってその中で夏眠をおこないます。
どの種も、雨の多い雨季に池沼に集まり繁殖を行います。幼生であるオタマジャクシも強い肉食性で1ヶ月から1ヶ月半ほどで変態して仔ガエルになります。
ツノガエルの魅力さて、野生ではそんな生活をしているツノガエルたちですが、ペットとしては世界中で、確固としたステータスを確立しています。
ツノガエルたちの、基本的な英語での呼ばれ方はホーンドフロッグということで日本語での名前と同じですが、ペットとしては、その大きな口と丸っこい体型からパックマンフロッグとも呼ばれていますので、どれくらいペットとして人気があるのか想像がつくでしょう。
愛らしい二頭身とサイケな体色本種のペットとしての魅力は、何よりもその愛嬌のあるフォルムと言えます。
極彩色と二頭身
上から見ればよくわかりますが、体の半分が頭であるという二頭身とも呼べる体型は漫画のようであり、さらに自分と同じ大きさの餌を飲み込むことができるという大きな口はまさにゲームで人気になったパックマンそのものです。
さらに、そんな愛嬌のある体型の上に緑、赤、黒というサイケデリックな配色は本種に明るそうな性格というイメージを持たせます。誤解を恐れず表現するなら、生きたオモチャという表現はピッタリなのではないでしょうか。
また、ほとんど動かず、じっとしている姿は、穏やかで優しい性格であることをイメージしてしまいます。本当は、動くモノなら何でも襲いかかってひと飲みにしてしまう、貪欲な生き物なんですが。
丈夫で飼いやすいやはりペットとしての魅力に欠かせないのは、飼いやすいことでしょう。
そういう意味でツノガエルは、ペットとして十分な魅力を持っています。
まず、ツノガエルはほとんど動きませんから、飼育容器が小さくても構いません。大きな容器だと、いつも同じ場所にいるだけですし、こまめな掃除が必要なツノガエル飼育に、大きすぎる飼育容器は不便なばかりです。
次に、挙げられるのはエサでしょう。基本的に、口に入る大きさで動くものなら何でも食べると思って構いません。ですからピンセットで動かすことで、必ずしも生きて自分で動くエサを与える必要はないということです。手に入りやすいピンクマウスでももちろん十分ですし、ブリーダーの方が使うような人工飼料もピンセットを使えば食わせることができます。
また、決して代謝が不活発な生き物ではないのですが、じっとしていることが多い生き物ですから、給餌の頻度もヘビのように週に1から2回ほどで構わないのも楽です。
品種の楽しみこれまでは、それほどカラーバリエーションの品種等には関心がなかった私ですが、今回のツノガエルに興味を持ったきっかけが、色彩変異個体だったわけですから、間違いなくツノガエルの魅力の一つと言えるでしょう。
アルビノ
画像提供:Endless Zone
基本的にツノガエルのカラーバリエーションで品種として遺伝的に固定されているのは、クランウェルツノガエル系のアルビノくらいですが、その他に遺伝的にはノーマルでセレクトブリーディングの結果である明るい緑色が強いペパーミント、同じくアルビノで緑色が発色するライムグリーン、オレンジ色が強いアルビノのアプリコットあたりがポピュラーと言えます。またベルツノガエルでは赤い部分の面積が広い赤ベルやレッドブロッチなど、個体差の範囲ではありますがいろいろと選ぶ楽しみがあります。
アマゾンとクランウェルのファンタジー
画像提供:Herptile farm NUANCE
さらに、ツノガエルの品種としてかなり一般的になっているのが、ファンタジーツノガエルなどと呼ばれる交雑個体です。それぞれの種類のよいところが強調されているような個体は人気が高いようです。
最近では、遺伝的には謎である、淡い紫系やほとんど無斑でピンク色がかった変異種なども高価ではありますが、流通し始めています。
入手しやすいこれらのさまざまなカラーバリエーションを楽しむことができる要因が、流通するツノガエルたちがほとんどCBでまかなわれていることでしょう。
CBならば飼いやすいのは間違いないし、安定して供給されるため価格も決して高価ではない範囲に収めることができます。
そのため、両爬専門ショップでなくても、両爬を扱っているペットショップの多くで、扱っていることが多く入手しやすいのは、ツノガエルの魅力の一つだと思います。
ペパーミント
画像提供:Endless Zone
イベントなどで、500円玉くらいの大きさのツノガエルたちがズラリと並べてあるのを見ると、目移りしてしまいますし、何よりも陽気な気分になれます。
さて、そういうわけでいよいよ私も、2009年の秋からツノガエルとの生活をはじめてみたわけです。今回は、それも半年ほど経ちましたので、ツノガエルとの生活とはどんな様子なのかを、少しだけご紹介しましょう。
とりあえず、イベント会場で出会って我が家に来たのは500円玉大のベルツノガエルです。
私は基本的に、飼育している生き物には名前をつけたりしないのですが、ワニとカエルにはなんとなく名前をつけてしまいます。
今回のベルツノは、なんだか角張っている感じがしたので、命名「角砂糖」。
飼育環境は、Sサイズのプラケに常時湿らせたウールマットを1cmほどの厚さになるように敷き詰めただけの、ごく簡素なものです。
ただし、寒さには弱いカエルですから、プラケの床半分をシートヒーターで保温しています。もちろん、フタは常に設置しています。ちなみに「角砂糖」のケースの横にはヘビのプラケがありますので、そのままではお互いにストレスにならないように、「角砂糖」とヘビのケースの間には目隠しになるように厚紙を挟んでいます。
もちろん、導入初日はそっとしておいて、おやすみなさい、って感じです。
さて、翌日にいよいよ給餌に挑戦です。ケース内を覗いてみると、気に入ってもらえたかどうかはわかりませんが、とりあえず片隅でじっとしています。やっぱり大きさといい、角砂糖みたい。
あらかじめ解凍しておいた、もっとも小さいサイズのSピンクマウスが初めてのエサです。
ベルツノが貪欲で、ピンクマウスもバクバクと食うことは聞いていたのですが、いざ自分で与えようと思ってみると、明らかにピンクマウスがデカいような気がします。コレ、食えるのか!?って感じです。
いよいよ初給餌です。いつになっても、この瞬間だけは緊張します。
プラケのフタをそおっと外しますが、その振動で「角砂糖」は驚いたのか向きを変えたり、軽く跳ねてみたり、軽いパニックに陥ってしまったような感じです。コレは失敗か。
それでも、少し経つと落ち着いたのか、またじっとしてくれました。静かにピンセットでつまんだピンクマウスを目の前に差し出します。
最初は、意に介することがなかった「角砂糖」ですが、ピンクマウスを軽く上下に動かすと...
「パクッ!」
おお!この瞬間って、本当に感動します。
とりあえず、飛びついた「角砂糖」ですが、当然ピンクマウスの大部分は口からはみ出ています。しかし、このピンクマウスがパクッ、パクッとたった二口でカエルの中に吸い込まれてしまったのですから驚きです。
とにかく、これで一安心です。
はじめてのトラブル初給餌後は、3日ほどしたあとに立派な糞をしますので、そのたびにウールマットを洗って、翌日に給餌、というサイクルで順調に飼育をしていました。
しかし、二ヶ月経ったある日に、はじめてのトラブルというかミスを犯してしまいました。
さすがに宮崎でも、12月になれば暖房が必要で、飼育部屋も24時間のエアコン運転なのですが、こうすると部屋の中の湿度は想像以上に下がってしまいます。
で、ちょっと本業の方が忙しくて、2日ほど「角砂糖」のケースを覗くのをサボっていたら、あっという間にウールマットが乾燥してしまっていました。なんだか「角砂糖」も、いつもより余計に手足を引っ込めて表面積を少なくして体からの水分の蒸発を抑えているような格好になってはいましたが、とりあえずは最悪の事態は免れました。
すぐにウールマットを湿らせて事なきを得ました。すまん、「角砂糖」よ。
とにかく、このミスで何匹もの両生類を殺してしまっている私ですから、十分に注意をしなくては。
ペット
カメ カエル ワニ ウーパールーパー 販売
全国の両爬ファンのみなさん、コンニチハ!
もう、本当に仰天しました。あまり色彩変異に興味を持っていなかった私が、「コレは美しい!!」と文句なしに感じたんですから。で、そうなるとツノガエルをじっくりと見るようになる機会も自ずと増えてくるわけで、だんだんとなぜツノガエルが、長い間変わらぬ人気を保ち続けているのかが、おぼろげながら見えてきたというわけです。
で、ついに私も決心して、500円玉大のツノガエルとの暮らしを始めまして、ますますその魅力を感じるようになったので、今回の記事の作成を決心したんです。
それでは、次はいつものように、ツノガエルの生き物としての姿をご紹介しましょう。
ツノガエルという生き物ツノガエルは、カエルの仲間である無尾目のユビナガガエル科と、あまり聞き慣れない名前のグループに属するツノガエル属Ceratophrys のカエルたちを指します。
このツノガエル属は、南米に広く分布しているグループで、とりあえず以下の8種ほどが記載されています。
この中で、ペットとして流通するのは主にアマゾンツノガエル、クランウェルツノガエル、ベルツノガエルの3種で、それ以外の種はごくまれに流通した、あるいはこれまで流通したことはない種類です。
この3種の中で、ベルツノガエルとクランウェルツノガエルの2種が同じ程度のポピュラーさで、普通に流通しています。アマゾンツノガエルはここ数年で、ようやくCB個体が流通するようになりましたが、まだ高価な種類です。
ベルツノガエルは、よく知られた種類ですが、現在は多少なりともクランウェルツノガエル血が混じってしまっている交雑個体が非常に多く、いわゆる純血と呼ばれる個体を乳周するのが難しくなっています。
一般的にベルツノガエルは、目の上の角状の突起が目立たず「角ガエル」というには若干、物足りなさを感じるかもしれません。本来の野生個体の体色は緑色から緑褐色で、大きめの黒褐色の不規則斑が多数乗っていますが、さらに赤色の斑紋が乗っている個体も多く見られます。3種の中では、もっとも丸っこい体型で、ずんぐりした印象を受けます。
ベルツノガエル
画像提供:Endless Zone
一方、クランウェルツノガエルはやや角状突起が発達して、辛うじて「角」という言葉に納得できます。体色は、緑みが少ないのが本来の特徴で、明褐色から灰褐色地に黒褐色の斑紋が乗っています。ただし、飼育下での繁殖個体では緑色のものも見られるようです。
クランウェルツノガエル
画像提供:Endless Zone
アマゾンツノガエルは、この中でもっともツノガエルらしいフォルムで、やや吻端は尖り、りりしい感じがしますし、何よりも目の上の角が大きいことが特徴です。体色は褐色で、その上にいわゆる流れ紋状の斑紋がありますが、オスの場合は地色が緑色である個体も見られるようです。特に、本種は神経質であるとされ、飼育が難しいとも言われています。最近は、少し飼育しやすいCB個体が多く流通するようになりましたが、それでも飼育は若干のコツが必要であるようですし、WC個体も流通しますので注意が必要です。
アマゾンツノガエル
画像提供:Endless Zone
生息する環境はベルツノとクランウェルがやや乾燥した草原、アマゾンがやや湿潤な森林と違いはありますが、どの種も地面に体を半分ほど埋めたような状態でじっとしていて、前を通りかかるさまざまな生き物を襲って丸呑みにするという生態です。
また特にクランウェルは、乾季がある環境に分布するため、雨がほとんど降らない乾季には地中に繭のようなものを作ってその中で夏眠をおこないます。
どの種も、雨の多い雨季に池沼に集まり繁殖を行います。幼生であるオタマジャクシも強い肉食性で1ヶ月から1ヶ月半ほどで変態して仔ガエルになります。
ツノガエルの魅力さて、野生ではそんな生活をしているツノガエルたちですが、ペットとしては世界中で、確固としたステータスを確立しています。
ツノガエルたちの、基本的な英語での呼ばれ方はホーンドフロッグということで日本語での名前と同じですが、ペットとしては、その大きな口と丸っこい体型からパックマンフロッグとも呼ばれていますので、どれくらいペットとして人気があるのか想像がつくでしょう。
愛らしい二頭身とサイケな体色本種のペットとしての魅力は、何よりもその愛嬌のあるフォルムと言えます。
極彩色と二頭身
上から見ればよくわかりますが、体の半分が頭であるという二頭身とも呼べる体型は漫画のようであり、さらに自分と同じ大きさの餌を飲み込むことができるという大きな口はまさにゲームで人気になったパックマンそのものです。
さらに、そんな愛嬌のある体型の上に緑、赤、黒というサイケデリックな配色は本種に明るそうな性格というイメージを持たせます。誤解を恐れず表現するなら、生きたオモチャという表現はピッタリなのではないでしょうか。
また、ほとんど動かず、じっとしている姿は、穏やかで優しい性格であることをイメージしてしまいます。本当は、動くモノなら何でも襲いかかってひと飲みにしてしまう、貪欲な生き物なんですが。
丈夫で飼いやすいやはりペットとしての魅力に欠かせないのは、飼いやすいことでしょう。
そういう意味でツノガエルは、ペットとして十分な魅力を持っています。
まず、ツノガエルはほとんど動きませんから、飼育容器が小さくても構いません。大きな容器だと、いつも同じ場所にいるだけですし、こまめな掃除が必要なツノガエル飼育に、大きすぎる飼育容器は不便なばかりです。
次に、挙げられるのはエサでしょう。基本的に、口に入る大きさで動くものなら何でも食べると思って構いません。ですからピンセットで動かすことで、必ずしも生きて自分で動くエサを与える必要はないということです。手に入りやすいピンクマウスでももちろん十分ですし、ブリーダーの方が使うような人工飼料もピンセットを使えば食わせることができます。
また、決して代謝が不活発な生き物ではないのですが、じっとしていることが多い生き物ですから、給餌の頻度もヘビのように週に1から2回ほどで構わないのも楽です。
品種の楽しみこれまでは、それほどカラーバリエーションの品種等には関心がなかった私ですが、今回のツノガエルに興味を持ったきっかけが、色彩変異個体だったわけですから、間違いなくツノガエルの魅力の一つと言えるでしょう。
アルビノ
画像提供:Endless Zone
基本的にツノガエルのカラーバリエーションで品種として遺伝的に固定されているのは、クランウェルツノガエル系のアルビノくらいですが、その他に遺伝的にはノーマルでセレクトブリーディングの結果である明るい緑色が強いペパーミント、同じくアルビノで緑色が発色するライムグリーン、オレンジ色が強いアルビノのアプリコットあたりがポピュラーと言えます。またベルツノガエルでは赤い部分の面積が広い赤ベルやレッドブロッチなど、個体差の範囲ではありますがいろいろと選ぶ楽しみがあります。
アマゾンとクランウェルのファンタジー
画像提供:Herptile farm NUANCE
さらに、ツノガエルの品種としてかなり一般的になっているのが、ファンタジーツノガエルなどと呼ばれる交雑個体です。それぞれの種類のよいところが強調されているような個体は人気が高いようです。
最近では、遺伝的には謎である、淡い紫系やほとんど無斑でピンク色がかった変異種なども高価ではありますが、流通し始めています。
入手しやすいこれらのさまざまなカラーバリエーションを楽しむことができる要因が、流通するツノガエルたちがほとんどCBでまかなわれていることでしょう。
CBならば飼いやすいのは間違いないし、安定して供給されるため価格も決して高価ではない範囲に収めることができます。
そのため、両爬専門ショップでなくても、両爬を扱っているペットショップの多くで、扱っていることが多く入手しやすいのは、ツノガエルの魅力の一つだと思います。
ペパーミント
画像提供:Endless Zone
イベントなどで、500円玉くらいの大きさのツノガエルたちがズラリと並べてあるのを見ると、目移りしてしまいますし、何よりも陽気な気分になれます。
さて、そういうわけでいよいよ私も、2009年の秋からツノガエルとの生活をはじめてみたわけです。今回は、それも半年ほど経ちましたので、ツノガエルとの生活とはどんな様子なのかを、少しだけご紹介しましょう。
とりあえず、イベント会場で出会って我が家に来たのは500円玉大のベルツノガエルです。
私は基本的に、飼育している生き物には名前をつけたりしないのですが、ワニとカエルにはなんとなく名前をつけてしまいます。
今回のベルツノは、なんだか角張っている感じがしたので、命名「角砂糖」。
飼育環境は、Sサイズのプラケに常時湿らせたウールマットを1cmほどの厚さになるように敷き詰めただけの、ごく簡素なものです。
ただし、寒さには弱いカエルですから、プラケの床半分をシートヒーターで保温しています。もちろん、フタは常に設置しています。ちなみに「角砂糖」のケースの横にはヘビのプラケがありますので、そのままではお互いにストレスにならないように、「角砂糖」とヘビのケースの間には目隠しになるように厚紙を挟んでいます。
もちろん、導入初日はそっとしておいて、おやすみなさい、って感じです。
さて、翌日にいよいよ給餌に挑戦です。ケース内を覗いてみると、気に入ってもらえたかどうかはわかりませんが、とりあえず片隅でじっとしています。やっぱり大きさといい、角砂糖みたい。
あらかじめ解凍しておいた、もっとも小さいサイズのSピンクマウスが初めてのエサです。
ベルツノが貪欲で、ピンクマウスもバクバクと食うことは聞いていたのですが、いざ自分で与えようと思ってみると、明らかにピンクマウスがデカいような気がします。コレ、食えるのか!?って感じです。
いよいよ初給餌です。いつになっても、この瞬間だけは緊張します。
プラケのフタをそおっと外しますが、その振動で「角砂糖」は驚いたのか向きを変えたり、軽く跳ねてみたり、軽いパニックに陥ってしまったような感じです。コレは失敗か。
それでも、少し経つと落ち着いたのか、またじっとしてくれました。静かにピンセットでつまんだピンクマウスを目の前に差し出します。
最初は、意に介することがなかった「角砂糖」ですが、ピンクマウスを軽く上下に動かすと...
「パクッ!」
おお!この瞬間って、本当に感動します。
とりあえず、飛びついた「角砂糖」ですが、当然ピンクマウスの大部分は口からはみ出ています。しかし、このピンクマウスがパクッ、パクッとたった二口でカエルの中に吸い込まれてしまったのですから驚きです。
とにかく、これで一安心です。
はじめてのトラブル初給餌後は、3日ほどしたあとに立派な糞をしますので、そのたびにウールマットを洗って、翌日に給餌、というサイクルで順調に飼育をしていました。
しかし、二ヶ月経ったある日に、はじめてのトラブルというかミスを犯してしまいました。
さすがに宮崎でも、12月になれば暖房が必要で、飼育部屋も24時間のエアコン運転なのですが、こうすると部屋の中の湿度は想像以上に下がってしまいます。
で、ちょっと本業の方が忙しくて、2日ほど「角砂糖」のケースを覗くのをサボっていたら、あっという間にウールマットが乾燥してしまっていました。なんだか「角砂糖」も、いつもより余計に手足を引っ込めて表面積を少なくして体からの水分の蒸発を抑えているような格好になってはいましたが、とりあえずは最悪の事態は免れました。
すぐにウールマットを湿らせて事なきを得ました。すまん、「角砂糖」よ。
とにかく、このミスで何匹もの両生類を殺してしまっている私ですから、十分に注意をしなくては。
ペット