今回は人の考えや行動が犬に与える影響について、考えてみたいと思います。
まず人が赤ちゃんを育てるときに、一生懸命に声をかけて言葉を理解させようとします。
日本語、英語、スパニッシュ、中国語と様々で、全世界で母国語で愛情たっぷりに話します。
人間という生き物は耳から言葉を入れて、まずサウンドで覚えてから意味を理解してゆくと思います。
やがて言葉を理解した子供は耳から得たサウンドの意味を感情も含めて理解し、話してゆく様になります。
そして、初めて発した言葉や会話ができるようになれば大変嬉しく感じたと思います。
人間ですからコミュニケーションを取るにはまず会話が最大のコミュニケーションツールです。
人としての正常な行動と心理ですね。
例えば、パピーを家族として迎えた時には赤ちゃんの様に可愛くて、こちらも赤ちゃん言葉で話しかけますよね。
これも人としての心情で、正常な行動と感情。
抱っこをして顔の付近で言葉を投げかけて、そのレスポンスを期待しながら一生懸命名前を読んだり、話しかけます。
今度は犬側(動物的)の世界から見た、飼主さん(人間)の行動や心理を表現してみましょう。
ここで学んで行く時に、犬同士の会話はシンプルで喋り続けたりはしません。
主にボディーランゲージや動きと、発するエネルギーで会話をしています。
また、吠え方を変えて表現します。サウンドの変化ですね。
散歩中に出会った犬の挨拶も匂いを嗅いだり、遊びたければプレイボウしてボディランゲージを表現して誘います。
すでにお分かりの方々もいると思いますが、人間にとってコミニュケーションや意思の疎通を取る為のツールの言葉、会話が人と犬との間で大きなギャップが生じています。
問題行動が発生した時に、「○○ちゃん、私の大事な物をかじったりしたらダメでしょ!せっかくオモチャをいっぱい買ってあるのにどうしてオモチャで遊んでくれないの!」と長々と話しかけてもまた数分後には楽しかったあのかじってはいけないオモチャを探しているでしょう。
愛犬に話しかけるのは悪い事では無く、犬は言葉の中に込められた感情やエネルギーを読み取っている事を意識すれば今以上に犬との繋がりを感じる事が出来るでしょう。
それらの短い言葉、サウンドには意思や思っている事や、エネルギーをはっきりと込めて伝えるという事を意識して発しないと効果はないに等しいです。
そうしなければ、飼主さんに長々と話し続けられる行動は犬にとって異常な行動と取られかねない行動になってしまいます。
人にとっては当たり前が、犬の世界では異常に映る事をし続けると犬は困惑してしまいます。
愛犬に話しかけるなとは言わないですが、上記に書いたイタズラした時の会話は全くの無意味です。
本当に意思の疎通やコミニュケーションを取りたいならば人間がもっとシンプルで簡潔な意思を犬に送信しましょう。そうすればチューニングのあったラジオの様に受信も犬から出来るように自然と感覚が芽生えてきますよ。




