日本ペットロスカウンセラー協会 代表の川崎恵です。

昨日はペットロスカウンセラー養成講座の2回目の授業でした。

その様子を受講生の真弓さんが綴ってくださっています。
 

今回は、受講生の皆がそれぞれ経験した、ご自身のペットロスの体験を大切に、そして丁寧にシェアしました。カウンセラーにとって大切なんです。ご自身と最愛の子との経験が。



最愛の子との別れのあと
息が吸えなくなるほどの胸の痛みも
生きることに絶望した時の世界の色も
それを知っているって
すごいことなんです。

自分がおかしくなりそうで恐怖を感じた。
胸が張り裂けそうになりながら
藁をもすがる想いで
助けを求めた、その時の想い。
希望が見えた時の言葉にならない安心感。
旅立った子が共にいると知った時の感動。

それら全ての経験が
カウンセラーとして
傷ついた方の心に寄り添うためには
とても大切なんです。



ペットロスの苦しみは
まだまだ世間に理解されていないし
誰にでも相談できるものではないから

ペットロスの苦しみを理解した人が
カウンセラーとして話を聞いてくれたら

苦しんでいる人は
どんなに心強いだろう。
どんなに安心するだろう。
どんなに希望となるだろう。
 

上手な言葉をかけるとか
知識の豊富さとか
器用さとか

そんなことよりも
最愛の子との別れをしっかりと経験した

真弓さん、あなたの存在が勇気となるのです。


目の前の方の痛みに寄り添い
うんうん···と話を聞くことができる
真弓さんの存在が
すでに優しい世界を作っています。
チェロと一緒に作っています。

だから、焦らないで大丈夫。
大切なものは
全ては真弓さんの心の中にあります。
この1年をかけて、ゆっくりと進んでいきましょうね。

日本ペットロスカウンセラー協会 川崎恵