今日もそんなところで
キッチンで、おかあさんのそばで、寝ちゃっているのですね
ほんとに 愛しくて 可愛らしい子ですね
コハルは推定11歳という高齢で我が家に来ましたが
繁殖場から、ほぼ直接 我が家に来ました
そして、コハルは、もし我が家に来なかったとしても
大型犬OKのお宅であれば
ゴル好きな方であれば、なおさら
可愛がっていただける子だと思います
おとなしいし、ほんとにいい子ですから
でも、モカは
我が家にくるまで転々とさせられてきて
おそらく、そのどこでも
手をかけ可愛がられる、ということはなかったと思います
ほんとの家族が見つかるまで 手をかけてくれる預かりママさんさえ
モカには現れなかったからです
モカも、コハル同様、元繁殖犬です
もしかしたら、劣悪な環境の小さな檻に閉じ込められていて
目も見えない子ですから、吠えて訴えかけたり、噛み癖もあったのかもしれません
声帯も切られ、歯も折られていましたし
小さな檻の中では、尻尾は邪魔だ必要ないと
超短く切られてしまったのかもしれません
そこから保護されても、安息できる日はきませんでした
そこでは全頭が疥癬に感染し、再度保護されることになり
疥癬が完治しても、何ヶ月経っても預かりママさんとも出会えず・・・
モカは我が家に来たのは、推定8歳だったけど
我が家に来るまで、コハルとはまた別の意味で
ほんとうに時間がかかったね
モカ自身、生に対して、人間に対しても
絶望しきっていたね
でも、目が見えないのに活発だから
そうは見えにくかったね
モカは、いつ命を奪われてもおかしくないような窮地をくぐり抜けて
命をもって、やっと我が家に辿り着いてくれた子だと
奇跡のような、運命のような子だと思います
見えない目で、わたしのあとをついてまわり
がむしゃらに甘えてきて
どこででも、安心して、くつろいで眠り・・・
愛おしさがいっぱいの子です