私が事務所を建てるまでの猫と私の長い長い物語
滋賀県のペットシッター歴9年:富田です
>>>初めての方はこちらも読んで下さいね
こんにちは
人との出会いは必然とよく言われておりますが、私はお客様のペットさんや自分のペット達との出会いもまた必然だと思っています。
9年以上もペットに携わってくるといろんな出会いがあり、別れがありました。
先日猫のために事務所を建てましたと言う記事を書きましたが、今日はその猫について書きたいと思います。
猫のために事務所を建てました
この猫はチャーコという名前で、年齢は推定18歳でした
私がチャーコと初めて出会ったのはチャーコを引き取ることになる3年程前のことだったと思います。
ご新規のお客様で猫の世話を頼みたいとのことで打ち合わせにお伺いをしました。
チャーコは事情があって誰もいないお家に1匹で住んでいました
チャーコのお世話をご依頼されたのはそこから少し離れたところに住む娘さんからのご依頼でした。
チャーコと初めて会った時、チャーコはなんの躊躇もなく私のお膝のところに来ました
今の飼い主さんである娘さんのところへはいかず私のお膝に来たのです
それが初めてのチャーコとの出会いでした。
それから3年間毎日1か月ぐらい通ったこともありましたし、1週間に1度だけ通ったこともありました。
1年ぐらいご依頼がなかったときもありました。でもいつも心のどこかでチャーコのことが気になっていました。
チャーコの飼い主さんにはいろんな事情があったのでチャーコをそこのお家に1匹でおいておくしかなかったのです。
最初に出会った時、チャーコはまだ目が見えていました。私が帰る時は後追いして玄関で「帰らないで~」とよく鳴いていたものです。
それが数年でまったく目が見えなくなりました。後追いもできなくなりました。
私は3年後に会った時、このチャーコをどうにかしてやれないものか?と真剣に考えました。お客様の猫にそこまで思うのは行き過ぎなのかもしれません。
でも猫でも毎日愛情をかけてもらってこそ元気なのです。なんとかそんな状況を作ってやれないものなのか?と思いました。
お客様に里親探しを提案してみました。お客様はもちろん何度も探してみたけど老猫だから里親は見つからなかったとおっしゃいました。
ならばと私が探してみることにしました。
ブログに書いて、私は里親を募集しました。
そうしたところなぜかあるお客様がチャーコのことをとても気にして下さいました。
そしてその方のご友人という方が引き取ることを考えてみてもいいような話が舞い込んできました
そのご友人という方は猫を1匹飼っていらっしゃるのですが、猫好きの方で引き取ることを真剣に考えて下さっていました。
ただその時にチャーコにどうしてやることがチャーコにとって一番幸せなのか?を考えました。
そしてそんな時あるアニマルコミニュケーターの方とそのご友人の方等一緒にお会いできる機会が舞い込んできました。
これはラッキーと思い、チャーコのことをその方にご相談しました。
そうしたところ、その引き取っていいと言って下さった方のところへ行くと問題が生じるかもしれないと言われたのです
じゃあどうすればいいのか?
私は心の中でもしやうちに引き取るしかないのかも?とその頃からうちに引き取ることも考えはじめていました。
ただ、うちにはその時すでに4匹の猫が居ました。
そしてチャーコは昔は外猫だったという話なので病気を持っているおそれがあったのです。
私はほぼ病気は持っているとなぜか確信していました。
もしかするとそれが原因で問題が生じるとおっしゃっているのかも?となんとなくそう思いました。
しかし、私も病気のチャーコを今いる猫達と一緒にするわけにはいきません
私はその時そろそろ自宅で仕事をすることに限界も感じていました。
自宅を増築して仕事部屋というか事務所のようなものを建てられないか?と考えておりましたが、現実的に考えたことは一度もありませんでした。
でももしそれを現実化したらチャーコも引き取れるのではないだろうか?
そう考えたのです。
それでそのことをアニマルコミニュケーターの方に聞いてみたところ、「それ!それが一番いい。ただしチャーコを引き取るためだけでなく自分の仕事の発展のために建てるということが前提です」と言われたのです。
そしてそれとともにチャーコは私や私の家族にとってとても大きな課題だと言われました。
大きな課題?
それがどういう意味なのかさっぱりその時はわかりませんでした。
でも私はチャーコというたった1匹の老猫になぜかとても大きな課題を突き付けられていたのです
そのアニマルコミニュケーターの方は課題というものはクリアしなければ何度でも同じ課題がやってくると言われました。
私はなんとかこの課題をクリアせねばならない気がしました。それがなぜか私だけでなく私の家族にも大きく関係することらしいからです。
私はそこで英断しました
自宅の敷地内に離れの事務所を建てることを決意したのです
そしてそこにチャーコを引き取ることにしたのです
多分事務所を建てるキッカケをチャーコが作ってくれたのではないかと今は思います。
そしてその家族に何か関係が・・・ということなのですが引き取ってもいいと言って下さった方がたまたまゴスペルをやっている方でその方が所属する団体が今度コンサートをするから来ませんか?というお誘いをいただいたのです。
私は娘になんとなくそのことを伝えたら行きたいというので見に行きました。
そのコンサートに行った時にもらった文化会館のパンフレットにたまたまジュニアオーケストラの団員募集の記事が載っていました。
それも締切がその日でした。
娘は即座に「入りたい」といいました。
それがキッカケでチェロを習い始め、ジュニアオーケストラに所属するようになったのです。
娘の音楽熱はそれがキッカケのように高まり、現在音楽科の高校に入るまでになりました。
これも私はチャーコが導いてくれたような気がしています。
チャーコがなぜ我が家にとってとても大きな課題だったのか?
それはいくつもの大きな決断が必要だったからではないかと思うのです。
チャーコは予想通り猫エイズのキャリアでした。
そしてチャーコは予定通り私が引き取りました。
チャーコには時間がないと言われておりました。
年齢的に考えてもそうでしょう。
18年間私が迎えにいくのをきっと待っててくれたんだね
事務所が建つ前に引き取り我が家の猫達とは隔離して数か月が過ぎ、ようやく小さな事務所が完成したので私の事務所(チャーコハウスと我が家では今も呼んでいます)がチャーコのお部屋になりました
チャーコはとても幸せそうでした
でもそれは本当に束の間の幸せでした
その事務所が建ったのを見届けて自分の役目が終わったかのようにチャーコはその2か月後に虹の橋を渡っていったのです
このお話を聞いてバカバカしいと思う方もいらっしゃるでしょう。
そうです、人から見ればとても馬鹿げた話です。
アニマルコミニュケーターの方の言葉に振り回されてバカみたいと思う方もいらっしゃるかもしれません。でも私が最終的にどうしたかったか?ということなのです。
それはアニマルコミニュケーターの方の言うとおりにしたかったわけでもなく、私は私の心のままにチャーコをただ引き取りたかっただけなのです。
チャーコのお世話に行くたびに「ごめんね、何もしてあげられなくて・・・」と私は何度チャーコに言ってきたことでしょう。それを結局私は自分でチャーコを引き取ることによりその思いから逃れることができたのです。
私はこれで何も後悔はしていません。
私はチャーコがいなかったらいまだに事務所も建てられず狭い部屋で仕事をしていつもイライラしながら効率の悪いことをやっていたでしょう。
そして新たなプランも立てられなかったでしょう。
人間、夢を見ることは誰でもできます。ただし、それを実現するには行動を起こすことをしなければ夢は夢のままで終わってしまうのです。
現状のまま何もしないかそれともそれが猫のためであろうとなかろうと何かをやって新たな未来を切り開くのは私自身だったのだと思います。
チャーコはこの他にも新たな私のパートナーを見つけてくれました。
事務所を建てる時からとても親身に相談に乗ってくれて、現在私のペットライフプロデュースサービスを一緒にやってくれることになった方です。
人との出会い、そしてやはり私にとってペットとの出会いは必然だと思います。
長いお話を読んで下さってありがとうございます
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こんにちは
人との出会いは必然とよく言われておりますが、私はお客様のペットさんや自分のペット達との出会いもまた必然だと思っています。
9年以上もペットに携わってくるといろんな出会いがあり、別れがありました。
先日猫のために事務所を建てましたと言う記事を書きましたが、今日はその猫について書きたいと思います。
猫のために事務所を建てました
この猫はチャーコという名前で、年齢は推定18歳でした
私がチャーコと初めて出会ったのはチャーコを引き取ることになる3年程前のことだったと思います。
ご新規のお客様で猫の世話を頼みたいとのことで打ち合わせにお伺いをしました。
チャーコは事情があって誰もいないお家に1匹で住んでいました
チャーコのお世話をご依頼されたのはそこから少し離れたところに住む娘さんからのご依頼でした。
チャーコと初めて会った時、チャーコはなんの躊躇もなく私のお膝のところに来ました
今の飼い主さんである娘さんのところへはいかず私のお膝に来たのです
それが初めてのチャーコとの出会いでした。
それから3年間毎日1か月ぐらい通ったこともありましたし、1週間に1度だけ通ったこともありました。
1年ぐらいご依頼がなかったときもありました。でもいつも心のどこかでチャーコのことが気になっていました。
チャーコの飼い主さんにはいろんな事情があったのでチャーコをそこのお家に1匹でおいておくしかなかったのです。
最初に出会った時、チャーコはまだ目が見えていました。私が帰る時は後追いして玄関で「帰らないで~」とよく鳴いていたものです。
それが数年でまったく目が見えなくなりました。後追いもできなくなりました。
私は3年後に会った時、このチャーコをどうにかしてやれないものか?と真剣に考えました。お客様の猫にそこまで思うのは行き過ぎなのかもしれません。
でも猫でも毎日愛情をかけてもらってこそ元気なのです。なんとかそんな状況を作ってやれないものなのか?と思いました。
お客様に里親探しを提案してみました。お客様はもちろん何度も探してみたけど老猫だから里親は見つからなかったとおっしゃいました。
ならばと私が探してみることにしました。
ブログに書いて、私は里親を募集しました。
そうしたところなぜかあるお客様がチャーコのことをとても気にして下さいました。
そしてその方のご友人という方が引き取ることを考えてみてもいいような話が舞い込んできました
そのご友人という方は猫を1匹飼っていらっしゃるのですが、猫好きの方で引き取ることを真剣に考えて下さっていました。
ただその時にチャーコにどうしてやることがチャーコにとって一番幸せなのか?を考えました。
そしてそんな時あるアニマルコミニュケーターの方とそのご友人の方等一緒にお会いできる機会が舞い込んできました。
これはラッキーと思い、チャーコのことをその方にご相談しました。
そうしたところ、その引き取っていいと言って下さった方のところへ行くと問題が生じるかもしれないと言われたのです
じゃあどうすればいいのか?
私は心の中でもしやうちに引き取るしかないのかも?とその頃からうちに引き取ることも考えはじめていました。
ただ、うちにはその時すでに4匹の猫が居ました。
そしてチャーコは昔は外猫だったという話なので病気を持っているおそれがあったのです。
私はほぼ病気は持っているとなぜか確信していました。
もしかするとそれが原因で問題が生じるとおっしゃっているのかも?となんとなくそう思いました。
しかし、私も病気のチャーコを今いる猫達と一緒にするわけにはいきません
私はその時そろそろ自宅で仕事をすることに限界も感じていました。
自宅を増築して仕事部屋というか事務所のようなものを建てられないか?と考えておりましたが、現実的に考えたことは一度もありませんでした。
でももしそれを現実化したらチャーコも引き取れるのではないだろうか?
そう考えたのです。
それでそのことをアニマルコミニュケーターの方に聞いてみたところ、「それ!それが一番いい。ただしチャーコを引き取るためだけでなく自分の仕事の発展のために建てるということが前提です」と言われたのです。
そしてそれとともにチャーコは私や私の家族にとってとても大きな課題だと言われました。
大きな課題?
それがどういう意味なのかさっぱりその時はわかりませんでした。
でも私はチャーコというたった1匹の老猫になぜかとても大きな課題を突き付けられていたのです
そのアニマルコミニュケーターの方は課題というものはクリアしなければ何度でも同じ課題がやってくると言われました。
私はなんとかこの課題をクリアせねばならない気がしました。それがなぜか私だけでなく私の家族にも大きく関係することらしいからです。
私はそこで英断しました
自宅の敷地内に離れの事務所を建てることを決意したのです
そしてそこにチャーコを引き取ることにしたのです
多分事務所を建てるキッカケをチャーコが作ってくれたのではないかと今は思います。
そしてその家族に何か関係が・・・ということなのですが引き取ってもいいと言って下さった方がたまたまゴスペルをやっている方でその方が所属する団体が今度コンサートをするから来ませんか?というお誘いをいただいたのです。
私は娘になんとなくそのことを伝えたら行きたいというので見に行きました。
そのコンサートに行った時にもらった文化会館のパンフレットにたまたまジュニアオーケストラの団員募集の記事が載っていました。
それも締切がその日でした。
娘は即座に「入りたい」といいました。
それがキッカケでチェロを習い始め、ジュニアオーケストラに所属するようになったのです。
娘の音楽熱はそれがキッカケのように高まり、現在音楽科の高校に入るまでになりました。
これも私はチャーコが導いてくれたような気がしています。
チャーコがなぜ我が家にとってとても大きな課題だったのか?
それはいくつもの大きな決断が必要だったからではないかと思うのです。
チャーコは予想通り猫エイズのキャリアでした。
そしてチャーコは予定通り私が引き取りました。
チャーコには時間がないと言われておりました。
年齢的に考えてもそうでしょう。
18年間私が迎えにいくのをきっと待っててくれたんだね
事務所が建つ前に引き取り我が家の猫達とは隔離して数か月が過ぎ、ようやく小さな事務所が完成したので私の事務所(チャーコハウスと我が家では今も呼んでいます)がチャーコのお部屋になりました
チャーコはとても幸せそうでした
でもそれは本当に束の間の幸せでした
その事務所が建ったのを見届けて自分の役目が終わったかのようにチャーコはその2か月後に虹の橋を渡っていったのです
このお話を聞いてバカバカしいと思う方もいらっしゃるでしょう。
そうです、人から見ればとても馬鹿げた話です。
アニマルコミニュケーターの方の言葉に振り回されてバカみたいと思う方もいらっしゃるかもしれません。でも私が最終的にどうしたかったか?ということなのです。
それはアニマルコミニュケーターの方の言うとおりにしたかったわけでもなく、私は私の心のままにチャーコをただ引き取りたかっただけなのです。
チャーコのお世話に行くたびに「ごめんね、何もしてあげられなくて・・・」と私は何度チャーコに言ってきたことでしょう。それを結局私は自分でチャーコを引き取ることによりその思いから逃れることができたのです。
私はこれで何も後悔はしていません。
私はチャーコがいなかったらいまだに事務所も建てられず狭い部屋で仕事をしていつもイライラしながら効率の悪いことをやっていたでしょう。
そして新たなプランも立てられなかったでしょう。
人間、夢を見ることは誰でもできます。ただし、それを実現するには行動を起こすことをしなければ夢は夢のままで終わってしまうのです。
現状のまま何もしないかそれともそれが猫のためであろうとなかろうと何かをやって新たな未来を切り開くのは私自身だったのだと思います。
チャーコはこの他にも新たな私のパートナーを見つけてくれました。
事務所を建てる時からとても親身に相談に乗ってくれて、現在私のペットライフプロデュースサービスを一緒にやってくれることになった方です。
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長いお話を読んで下さってありがとうございます
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