昨夜は子供たちのごはんが終わる頃に、急いで帰ってきてくれた夫。
「お疲れ様のデザート買ってきたよ~」と
チョコのタルトとワインも一緒に。
ここしばらく、3人の子供達はそれぞれ学校の試験のためにもくもくと頑張っていたけれど、
ようやくきりきりしていた長女の試験も終わったこともあったので、
週末までの小休憩といったところでしょうか。
歯磨き寸前でしたが、もう一度テーブル囲んで家族団らんタイムとなりました。
努力したことに対して、頑張ったね!と言ってあげることは大事だなと思っています。
我が家では、ちっちゃなことでも家族一緒に喜べるようにしています。
だから、お祝いの日が多い(笑)
そうやって理由をつけて、家族でゆったりとした時間をすごしています。
その後は気づいたら遅くまでワイン飲みながら二人で話してました。
昼間のブログのことも。
遠まわしだけれど、夫への感謝の思いが伝わったようで、
お酒のせいもあったのか、少し泣いてたかな(こんなこと書いたら怒られそうだけど)。
そんな夫を見て、
わかっているつもりだったけれど、
おそらく私が思っていた以上に、
幼い頃の環境で生きづらさを少なからず抱えている私のことを心配してくれ、何とかしてあげたいと強く思ってくれているということを知りました。
もう20年くらい、私の愛情基地となって安心できる場所・信じられる場所でいてくれています。
まだまだ不完全だけど、一緒にいてくれたことでパワーをたっぷりもらったり休憩させてもらいながら、私なりに勇気を出して、思い切って少しずつ遠くまで飛ぶことができました。
それが、また私の小さな自信となり、次の力になっていけているのだと思っています。
また、夫は私がいたから経験できたこと、楽しいことがいっぱいあって、
純子のおかげで今があると言ってくれました。
それは大げさだけど(笑)、「苦楽を共にしてきた~」といういうことで嬉しかったです。
多分、これからもそうやって私らしく頑張り続けられるんだろうな。
改めて考えてみると
こんな風に長い時間をかけて夫から愛情の注ぎ方を教えてもらいました。
そして、彼のお義母さん、お義父さんからもそれをいつも教えてもらっています。
特にお義母さん。
会ったときから、今でもこんな私のことをまるっと受け入れてくれています。
説教も諭したりもしません。
いつも優しい空気に包んでくれます。
私の話を優しく聞いてくれ、共感してくれます。
ある日、お義母さんが私の活躍をほめてくれた時のこと。
夫がいつもサポートしてくれるからです、と正直に話したのにも関わらず、
「そんな風に○○のことを言ってくれる純子さんは本当に優しい人だねえ。ありがとう。」
という具合にかえってきます(笑)
この義両親を見ていると、夫がやさしさと強さを持っていることを納得できます。
愛情というのは、人が生きていくうえで一番根っこにあるもんなんだなあ。
それがあるから安心して、飛び立っていくことができていくんだな。
夫や義両親という安全基地のおかげで、時間をかけてずいぶん変われたと思っています。
ここだけは、誰よりもに幸せで、神様からのプレゼントではないかと本気で思っています。
今、私は3人の母親です。
最初は自分がいい母親になれるのか心配だったし、怖かった。
少しでもイライラしたり子どもに怒ったりすると「私は母親失格だ」と
極度に落ち込み悩んでいたこともいっぱいあります。
でも、これは、程度の差はあっても、どのお母さんでも不安になるものですね。
今でももちろん、完璧ではなくて
子育てしながら泣いたり怒ったり忙しい。日々反省だらけ。
だけど、私にも安全基地ができたことで
不安が少なくなり、不器用ながらも子どもたちの愛情基地になれているのかなあ。。
そして、同時に子育てが私に安定した心をもたらしてくれているように思います。
普通だけど、本当にいい家族です。
3人ともやさしい子に育ってくれています。
時間をかけて、ゆっくり自分が変わっていけているように感じます。
そして、あともうちょっと変わりたい。
安定した強い心を持ちたいのです。
それには過去にも少し向き合って、折り合いつけて翼を修復しないと。
頑張りすぎると、あっという間に壊れてしまうから。
もっともっと思い切って遠くまで飛んでいけるように。。
少しずつ、無理せず、マイペースで。
家族と支えながら乗り越えていきたい。