シンガポールのパブリックバスにバッグを忘れた話最終章です。
ようやく最寄りのバス停に戻り、ほっとする日常の喧騒の中、家路を急ぎます。違うのはいつもより軽い右腕。。
鍵もないので、住んでいるコンドミニアムのエントランスも本来は開けられないけれど、帰宅する人波に紛れて家の前までたどり着く。
ピンポーン
…
いない⁉︎入れないじゃん😱
夜は友達と飲みに行くから✨
朝の夫の言葉が蘇ります。
論理的で冷静な夫。自分が今できる事がないと判断し、妻の緊急事態を横目に行ってしまったのか!
隣ではお腹をすかせた息子が私を見上げる。
ドッカーン🌋
プリプリしながら飲みに行くと聞いていた近所のレストランバーに乗り込みました。
すると夫と一緒に飲む予定のお友達が。
「すみません。〇〇さんですか?カクカクシカジカで家に入れないので夫と連絡を取りたいんですが。」
「奥さん、かばんバスに忘れたんですってね!ご主人が探しに行って無事受け取ったらしいですよ。今こちらに向かってますと連絡入っています。」
まーじーでーすーかー✨🎉
夫よ、疑ってごめん🙏
本当にありがとう。
夫が私のバッグを持ってお店に来るまで夫の友人にピザやら飲み物をご馳走してもらい、多くの人々の優しさの連携を実感していました。
そして夫と涙の再会
夫によると、GPSを追跡していたら私が行ったのとは別のバスターミナル付近で止まったため、このターミナルのオフィスに届いていると踏んでタクシーで直行してくれたとか。
なんと、私が乗っていたのは
パッと見たバスではなく、違う番号のバスだった…
行き先も違うし、前のバスに問い合わせてもない訳です。
あんなに絶望してお金まで恵んでもらって、泣いたのに。
面白すぎでしょ😂
あとになって友達に話したら、
バスカードから履歴チェックすればよかったんじゃない?
ですよねー。
思い込みって恐ろしい。
何本もバスが来るからとは言え、自分の乗ったバスの番号くらいは覚えておこうと思います。
結局バッグは置き忘れたまま終点まで行き、中身も無事に帰ってきました。
路線によっては、無くなってたかもしれません。
路線、置き忘れた場所(運転席の斜め後ろで監視カメラにバッチリ映る場所だった)、携帯のGPSで場所が追えた、夫が家にいた
色々なラッキーが重なりました。
お世話になったたくさんの人に感謝です。
ありがとう!
おかげで「海外でサバイバル」ネタが1つ増えました。