旅行記ばっかりもなんなので、最近のちょっとした話題あれこれ。
地元の小さなバスに乗ってて気づいたこと。
バルセロナのバスはもちろん大きくて、いつも混雑していて、しかも後ろから降りるから、降りるときにわざわざ運転手さんに声をかけたりしない。
でもローカルバスは小さいし人も少ないから、みんなちゃんと挨拶して降りていくのだけど、聞いていると、
Adios, gracias!
カタルーニャ語なら、
Adeu, merci!
って降りていく人がほとんど。
これ、なんかすごく違和感だったのが、他の言葉で考えたときに、
英語だと、Thank you, bye! フランス語だとMerci, au revoir! ってな感じで、
「ありがとう」に当たる言葉が先に来て、その後に「さようなら」が来ると思うのだけど(日本語では「ありがとうございました」だけだけどね)、
逆なんだ
だからなんだというわけでもなく、ただ気づいただけ。深堀りする気なし
ワグナーの余韻が残っていて、まだ仕事も100%始まっていないので(来週からフルスケジュールだけど)、時間があるうちに、着信音作りにハマってみた。
どうしても、ニーベルングのヴァルハラのテーマを使いたくてこの曲の1:55からのテーマ…美しい〜〜ぜひ通して聞いてみて
(なんかValhallaっていうヘビメタバンドがあるらしく、Valhalla ringtoneで検索したら全然違うのがいっぱい出てきたから、こりゃ自分で作るしかないな、と)
せっかく毎日使う電話なんだから、着信音を聞くたびにハッピーな気持ちになりたい
1つ作ったらもっと作りたくなって、大好きな『魔笛』からも
1:55から歌が始まるまでのイントロ部分。聞くたびに嬉しくなって笑みがこぼれてくる
メインの着信音はこれにして、ヴァルハラはエド専用に。
そしたら今度はワッツアップやLINEの通知音も変えたくなった
電話よりも、ワッツを受け取る回数のほうがはるかに多いもんね。
でも既存の通知音は、どれもしっくりこない。すぐにうざくなる。やはり、作るべし
そこでワッツは同じく『魔笛』から、パパゲーノの笛の音。00:18辺りでピロロロロ〜って聞こえるやつ
音が他の楽器とかぶらないできれいに取れる箇所がなかなか見つからないで苦労したけど(結局パパゲーノの自殺未遂の箇所から収録した)、最終的にとても気に入ったのができて嬉しい
LINEは(も?)完全に趣味に走り、ドラクエVの扉を開ける効果音。ここの1:08の音ね。
時間に余裕があるときしかできないことができて、余は満足じゃ
最後はありえない(けどあるあるな)スペインの接客。
友達とカフェに行って、炭酸水x2頼んだら、5.60€だった。
ん高くないって思ったけど、炭酸水はコーヒーより高いから、値上がりしたのかな、と一旦スルーして店内でしゃべってたら、
「コーヒー入ったわよーあなたたちのじゃない」ってお会計したおばさんに言われて。
えー頼んでませんよ、って言うと、そうなのおかしいわね、まあいいわ、って言うから、
もしやと思って、
ひょっとして、コーヒーの分も私払いましたかっていうと、
え、払ってないわよ、大丈夫大丈夫、っていう適当な返事。(たかだか炭酸水だからレシートもらわなかった)
う〜〜〜〜ん、と思ったものも、とりあえず、久々の友達としゃべる。
で、店を出る前に、さっきのおばさんをつかまえて、
すいません、炭酸水いくらか教えてもらえませんか、って言ったら、調べて、
2ユーロよ。って。。。。払いすぎてるやないか
だからやっぱりコーヒーの分も払ったみたいなんですけど、ほら、5.6ユーロ払ってる、って携帯でカードの引き落とし額を見せたら、
え、だって、炭酸水2つとコーヒーで、ほら、5.6ユーロ。合ってるわよ〜とやっぱりわかってないおばさん
だからコーヒー頼んでないんですってばと言うと、
あらそうなのじゃあ返金ね〜〜とレジから小銭を取り出しつつ、ふと思いついたように私を見て、
それか、今コーヒー入れてあげるけど
もうね、ここで思いっきり声を上げて笑っちゃいました。
この悪びれない態度どこまでもポジティブというのか、陽気というのか、自分勝手というのか…
いや、いいです、コーヒー今いらないから、って笑いながら言って、1.6ユーロ返してもらって店を出ました。
思い返すと、やっぱすごいわ、って思うのが、おばさんが最初から最後まで一言も謝ってないこと。
誤って請求して、なにかおかしくても確認もせず、払いすぎてないかって聞いても間違った情報を与えて、最終的に返金するに至っても、まったく悪気もなく、反省もせず、にこやかに対応。
ほんまにこういう国やわ……いらついたら、負け。
この人たちは、反省しないから。
逆ギレされたりするのがオチ。
なんか、前にもこういうネタで書いたなって思ってたら、2年前に書いてました。
ほんと、愛想はいいんですけどね。
邪気ないし。
でもなぁ〜〜〜〜
調子がいいっていうか…
こういうときに、なんとなーく、この国をあけっぴろげに大好きになって、馴染むことは一生ないかもなぁ、と心の中で思ってしまうのです。わかんないけどね。