「なかなか空きがなくて…」の一点張りで、始まらなかった運転の練習
筆記試験合格後1ヶ月半経って、やっと連絡が来ました。
やっと、やっと、路上レッスンの開始です。
しかしこの実技テスト、周りの人に話を聞いてみると、コワ〜イ話が出てくる出てくる…
呆気にとられるような実話ばかりなので、せっかくの機会にここに記しておこうと思います
テスト中、「ここに駐車して」と言われてのだが、試験官が窓を開けて近くにいた別の試験官と話し始めたので、話が終わるまで待っていたら、「駐車しないで止まっていたから」との理由で落とされた。
60代のおばあちゃんが教えてくれた話です。もう40年以上前の話なのに、よっぽど悔しかったのか、まるで先月のことのことのように熱く語ってくれました(^_^;)
女性試験官が、相手が外人だとわかるやいなや、「こんなスペイン語もロクにできないようなのに試験が受けられるもんですか」と口汚く罵り、相手を泣かせた。
この試験官は教習所の先生たちの間でも性格が最悪なことで有名で、実際の話、私の教習所では、当日この先生にあたったことがわかったら、無料で試験の日にちを変えてくれるのだそうです…
上記女性試験官にあたったのに、奇跡的に合格したアメリカ人の友人の話。彼女は滞在許可証の更新中だったため、仮の許可証(でもこれも合法)を持っていったのですが、それを見せた途端に試験官の顔色が変わり、「こんなもので試験が受けられると思ってんの」と取り付く島もなし。友人が説明しようとしても、「こんなスペイン語もできないような外国人とは話にならない」と聞く耳持たず。(*友人はちゃんとスペイン語で説明していた)
それでさんざん罵った後にオフィスに戻され、そこで仮の許可書でもOKなんだとわかると、バツが悪くなったのかちょっとおとなしくなり、残りの試験はスムーズに進み、合格したんだそうな…
GPSを設置され、「これに絶対従うように」と言い渡された知り合いのBF。ずっとGPSを通りに進んでいたけれど、いきなりある時点で試験官が「左に左に曲がれ」と叫び出し、でもGPSと違うから無視していたけれど、何度も繰り返すので不安になって左に曲がったところ、即アウト。「プレッシャーにどう対応するか見たかった」という理由らしいけれど、これってどうなの
バルセロナでの試験は町中だから難しく、しかも当日は坂の多い場所に連れて行かれることが多いのだけれど、田舎町で試験を受けた友人の旦那さん曰く、田舎町でもできるだけ難しくしようと努力はするらしく、必ず市が立つ日に試験が行われるのだそう。もちろん車も多いし人も多い。道を渡ろうとしていたおばあちゃんを見落としたその旦那さんは、一度目は落ちてしまったそうな
あの手この手の嫌がらせ…
それに加えて、試験待ちの人がうじゃうじゃいるというこの現実…
(でも、試験官は公務員なので、絶対に規定の時間以上は働かないのです)
先はやっぱり長い。でも頑張る。