映像ディレクターの「時給」は… | 個人事業主を応援する映像ディレクターPersonaliTV佐藤安南のブログ

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個人事業主・起業家のプロモーション動画製作に役立つヒントを、プロの現役映像ディレクターが、20年以上の経験をもとに、楽しく分かりやすく、お伝えします!

こんにちは!
個人事業主/起業家の皆さんを動画で応援する、PersonaliTV®映像ディレクターの佐藤安南です。

テレビ番組撮影イメージ

先日、とある方から、動画制作依頼のご相談を受けました。

「あの…いくらで引き受けていただけますか?」

うーん…

これが実は、一番難しいんですね~。

3分の動画だからいくら、2時間だからいくら、という訳にはいかないんです。

で、どんな動画を作りたいとお考えなのか、まずは詳しく伺いました。

その結果、私がお伝えしたのは…

私:「ご依頼の内容だと、だいたい30万円から40万円ですm(_ _)m」

お客さま:「ひえーっ、そ、そんなにするんですか~!?叫び

ハ、ハイ…

そうですよね、確かに、決して安いお値段ではありませんよね(^^;)

だから、私も、価格をお伝えするときは、本当に心臓がバクバクします…

ですが、私がどれくらい準備に時間をかけるのか、撮影から編集まで、どれくらい丁寧に行うのかをご説明すると、ほとんどの方は、納得して下さいます。 

毎回このブログで書いているように、私は「映像ディレクター」です。

映画で言えば「監督さん」です。

つまり、映像ディレクターとは、撮影のアイデア出しやシナリオ作り、どういう場所で撮影するか、お話になる方の表情や話し方をどう演出するか…などなど、動画制作の最初から最後までをトータルに「演出」する仕事なのです。

ですから、私の仕事は、依頼された方がどんな方で、どういうお仕事をしているのか、入念に調べることから始まります。

お打合せの前には、私は相手の方のブログやHP、facebookの記事はもちろん、YouTubeの動画なども拝見し、その方についてしっかり勉強しています。

その上で、どういう内容の動画をご希望なのか、じっくりお打合せします。

それから、撮影場所を考え、シナリオを作ります。

ご依頼の方がすでに「台本」をお持ちの場合でも、いったん私に引き取らせていただき、「撮影用」に作り直します。

さらに、シナリオを作りながら、ロケハン(撮影場所の下見)も行います。

セミナーやライブのときは、当日いきなり会場へ…ということも多いのですが、そういうときでも、早めに会場に到着して、カメラ位置や会場の様子などを入念にチェックします。

撮影が終わると、もちろん編集です。

3分のものでも、ときには1週間以上かけて編集するときもあります。

動画の内容、どれくらい凝るかなどによって、編集にかける時間は全然違ってくるからです。

例えば、2時間のセミナーでも、私は何回も何回も聞き直し、必要な場所には資料をはさみこみ、重要だという箇所にはテロップを入れて分かりやすくします。

ときには、さらに写真や資料をもらったり、補足で説明を入れたりします。

それから音楽や効果音、ときにはナレーションもしっかりと入れていきます。

そうやって出来上がったものをチェックしてもらい、修正に修正を重ねて、ようやくできあがるんです。

最初のお打合せから、動画が完成するまでには、最短でも10日間、だいたい1か月はかかってしまうんです。

この前ふと思い立って、私が以前「40万円」でお引き受けしたお仕事の「時給」を計算してみました。

そうしたら…

なななんと、マクドナルドのバイトの時給と、ほとんど変わりませんでしたよ…(T_T)

学生時代にやっていた家庭教師のほうが、ずっと時給は高かった…(><)

それでも、私は、今の仕事が大好きです。

ご依頼くださった方の思いをすべて受けとめて、効果的に、分かりやすく、魅力的に伝えられるように努めることが、私の使命だから。

ええ、あなたの魅力を最大限に引き出すため、時給以上の成果を、バッチリ出しますよ!


あ、もちろん、冒頭でお伝えした方からは、正式にご契約をいただきましたv(^^)/

お見積は無料ですので、どうぞ遠慮なくご連絡くださいね!

ではでは、また!