考える必要のある問題を知る | ぷちマインドアップ

考える必要のある問題を知る

人が抱えている様々な”問題”には大きく分けて二種類あります。

一つは『(解決するために)考える必要のある問題』です。

もう一つは『(解決できないので)考えても何の得もない問題』です。


まず、『考える必要のある問題』とは、

例えば「今日の夕食は何にしようかな」と昼過ぎ頃に考えて、

実際に必要な材料を紙に書いてメモしたりするといったことです。

そのメモを元に買い物をすればスムーズにいきますし、

夕食には予定通りの料理を作ることができるはずです。


しかし、もし昼過ぎに夕食のことを考えないままでいたとしたら、

夕方になって「さて何を作ろうかな」とふと思い、

いざ冷蔵庫の中を見てみると料理の材料が何もなかった、

などといったことになってしまうかもしれません。


つまり、

昼過ぎに「夕食に何を作ろうか」と考えることは、

『考える必要がある問題』なのだと言えるでしょう。


夕食の話はあくまで一例ですが、

将来の希望や予定に対して準備を進めるには、時には考える必要が出てきます。

将来の希望や予定は『考える必要がある問題』に成り得るというわけです。


そして、

『考える必要がある問題』について考える時には、

「はたしてうまくいくだろうか」

などといった不安感等のマイナスの感情など持たずに、

冷静に前向きにプラス思考で考えればいいのだと思います。


そして、徹底的に考えてある程度の結論が出たなら、

その結論に従ってあとは行動をするだけです。


どんな場合でも、

マイナスの感情を持てば持つほど

『考える必要がある問題』の解決は困難になってしまいます。


これに対して、「考えても何の得にもならない問題」というものは、

考えても全く解決に結びつくことはなく、『考えるだけ無駄な問題』ということです。


例に挙げるとすれば、

過去や将来の事を思いわずらうといったことです。


もしも、過去の後悔を徹底的に思い悩み続けることによって、

過去のその時点にワープできて、その問題を解決したり、やり直したりできるのだとしたら、

それは大いに悩むべきだと思います。


将来の問題を考え続けて不安感に浸り続けることで、

将来に一足飛びに行けるのだとしたら、

その問題をとことん考えて悩み続ける価値はあるかもしれません。


しかし実際は、

昔の事を思い出していくら嫌な思いにどっぷりと浸ったとしても

誰一人としてその昔に戻ってその問題を解決することなどできません。


あるいは、

「あの時あんな事をやらなければ今頃はもっと幸せになっていたはずだ」

などと考える人がいますが、逆に、

「あの時、別な事をしていたとしたら今頃はもっと悲惨な事態になっていたかもしれない」

という論理も成り立つわけです。


どちらにしても、

過去や将来のことをあれこれ思い悩むことによって


現在の状況が突然良い方向に変わるなどということは決してない

ということだけは言い切れます。


人間は、誰でも”今”または”現在”しか体験できないのであって、

過去や将来を頭の中で思うことはできても、

決して過去へ戻って人生をやり直すことなどはできませんし、

一足飛びに将来に飛んでいくこともできません。


過去や将来を思いわずらってばかりいるようでは、

現在を充実して楽しく生きていくことは不可能だと思います。


人間が体験できるのは永遠に”現在”だけである以上、

”今”を軽視したこういった生き方からでは、充実した人生は望めるはずがないからです。


白い物体を引き立たせるために背景に暗い色を使うということがよくあります。

しかし、見る人が暗い背景に心を奪われていたとすれば、

白く輝く重要な物体は目に入って来ません。


また、白い物体は暗い背景があるからこそより輝いて見えるわけで、

両者を対比してはじめてその絵の良さを充分に味わうことができるというわけです。


人生も同じで、過去のいやな経験こそ、

現在の自分の人間性を磨くのに役立ってきたわけですが、

その嫌な過去の事にばかりとらわれてしまっていては、

『一番重要な”今”を充実して明るく生きる』

ということがおろそかになってしまうのだと思います。