『おくりびと』
やっと観てきました、『おくりびと 』。
東京で音楽家になる夢破れて、
故郷に帰った主人公大悟(本木雅弘)が、
ひょんなことから、
遺体を棺桶に納める「納棺師」という仕事に就くところから
物語が始まります。
何がいいって、主人公の勤める会社の社長であり、
「納棺師」の師匠でもある、山崎務氏のいぶし銀のように光る演技!でした。
特筆すべきは、納棺の所作。
無駄のない動きで美しいのはもちろん、
それでいて、型どおり、といった感もなく。
慈しむような思いやり、みたいなものを感じるのです。
ホントにすごいなぁ、と思いました。
やや、もちろん、主演の本木さんも、頑張ってらっしゃいましたが。 苦笑
死ぬこと、と 生きること。
死を通して、より、生きていることを実感させられる。
笑いながら、泣きながら、
なんだか心が洗われて、すっきりと家に帰れる映画でした。
でもね、ひとつだけ。
広末涼子さん演じる、主人公の妻役だけは、違和感がありました。
(原作を読んでいないから、ちょっとわからないのですが
)いくら今時の若い夫婦だから、って。。。
その上、広末さんの甘ったるい声が、イライラを逆撫でするんですよぉ

彼女のからまないエピソードは、安心して観られましたもん。
そこだけ、惜しかったような気がします。
そして昨日、この映画に出演された、峰岸徹さんが亡くなられました。
先日の、緒方拳さんに続いて、また一人、惜しい俳優さんが逝かれました。
ご冥福をお祈りいたします。