サントノレ | プチ☆フランセのブログ

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子どもたちにフランス語を教えはじめて16年のプチ☆フランセ。フランス語の教員免許取得のための大学の講座から立案、小学生にフランス語を楽しく学んでもらおうと始まった教室。今は年に数回開催中。実は身近なフランス語を知ってもらおうと、ブログを始めました。

サントノレ
Saint honoré

何日か前に書いたモンサンクレールの4号のホールケーキのサントノレ。



サントノレとは、プチシュークリームをクリームで繋ぎあわせて作られたケーキのこと。
大抵は下3個、上に1個。
先日のホールケーキのものは、プチシュークリームが8個!

下のパイ生地もパリパリ!サクサク!
ちょっと苦めのキャラメルがクリームにも、まわりにも効いていて、美味でございました~!

サントノレ
菓子職人の守護聖人聖オノレのこと、もしくは、このお菓子のサントノレが、はじめて作られたお店があった通りがサントノレ通りだった。またはこの両方を、かねたネーミング。とさまざまなネット記事。

ただ、これまた秋の夜長に探偵のように調べてみると、おかしなことが。。。
聖オノレは、よくよく調べてみると菓子職人の守護聖人ではなく、干ばつから守ってくれる、または、雨の守護聖人。

St.HONORATが描かれている聖画の足元に、大量の水が流れていることから、なるほど、どう見ても製菓の守護聖人でないことがよくわかります。


と、思いきや、
St. Honoratus
更に調べていくと、二人いるようで、
アルルの聖オノラトゥスが、干ばつや雨の。
アミアンの聖オノラトゥスが焼き菓子、または、パン作りの聖人だそう。


うーん!聖人ひとつでも色々いらっしゃるのね!!!