『アーモンド』 | Petit a Petit

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月一冊ペースでいいから、

本を読んで紹介できたらな、、

なんて考えていたのに。

 

これまたちょっと前から気になっていた本を買ったら、

通勤中や夜、休みの朝、

気づいたらあっという間に読んでしまいました。

 

それがこちら

 

 

2020年の本屋大賞で、口コミ数も多かったので、

早速買って読んでみました。

 

【2020年本屋大賞翻訳小説部門第一位受賞作!】“感情”がわからない少年・ユンジェ。ばあちゃんは、僕を「かわいい怪物」と呼んだ――韓国で30万部突破!「書店員が選ぶ今年の本」(2017)に選ばれた感動のベストセラー小説、ついに上陸! 扁桃体(アーモンド)が人より小さく、怒りや恐怖を感じることができない十六歳のユンジェは、目の前で家族が通り魔に襲われたときも、無表情で見つめているだけだった。そんな彼の前に、もう一人の“怪物”が現れて……。「わが子が期待とは全く違う姿に成長したとしても、変わることなく愛情を注げるか」――出産時に芽生えた著者自身の問いをもとに誕生した、喪失と再生、そして成長の物語。(Amazonより引用)

 

人よりアーモンドが小さいと診断されている主人公。

そのため、自分や相手の感情・気持ちが理解できない。

 

それでもお母さんやおばあちゃんの愛情をたっぷり受け、

普通であること、悪目立ちしない生き方、

社会に順応できるように大切に育てられる。

 

どんなに自分や相手の感情が理解できなくても、

そういう愛情のある環境で生きていれば、

自然と自分も愛情のある相手への接し方ができている。

例え、本人がそのこと自体を理解していなくても。

 

最初ざっとしたあらすじを読んだ時、

また変な偏った本ばかり読んで、

こうやってブログで紹介したら、

こんなやつだって思われるんだろうな〜と思いつつ、

口コミを読んでみると、感動したとか

何度と読みたくなる、とか。

で、やっぱり気になり手にしてみました。

 

うんうん、感情が部分的に持ってかれるいい本でした。

 

前回の本もそうだけど、

そう簡単に、人の心なんて分からないし、

自分の心も案外分からない。

 

それでも、丁寧に生きるって大切だな、、と

そうすることで、いい縁みたいなものが引き寄せられるのかな?

なんて、思うような内容でした。

 

気になる方は、読んでみてください知らんぷり