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10月から母との電話での関係を完全に断っている私。
あっ、メールはこちら発信で3~4回送りましたが…。
年末年始も自分と向き合い、心の断捨離をした結果…
今の私は、すご~く心が軽くなり、自分軸でご機嫌な日々を過ごしています
ではその母は今どうなっているのか…
いまだに凄い気持ちの波はあります。
(電話の留守電機能は解除しているので、母からの着信履歴、時々届くメールの内容からの推測ですが…)
二日ほどメールも着信履歴もない日もあれば
一日10回以上の着信履歴があったり
何度もメールが届いたり
虚しい…。
寂しい…。
無念の毎日です…。
何でこんなに無視していじめるの?
何で電話に出てくれないの?
なんか大変なことになっているから至急電話ください。
色々届きます。
でも、時にはありがとうと書いてあることも…。
母なりに、誰も知り合いのいない中、一人で色々向き合っているんでしょうね…。
年末私自身色々迷い、どうしたいのかと向き合っていた時のことです。
こんなメール読みたくないって心の底から思った内容がありました。
そうしたらその後、めちゃくちゃ面白い現象が起こりました
母の携帯から、突然
昨日の歩数は40歩です。
と毎日歩数通知から連絡が届くようになったのです
えっ
なになに
このタイミングで~
まじかあ~
神様からの
大丈夫、心配ないよ。
元気にしているよ~のお知らせ
初めは何が起こったのかビックリしましたが、
これには思わず笑ってしまいました
母は、施設の中では携帯を持ち歩かないようで、
0歩
9歩
28歩
と毎日送られてきます。
たいてい朝充電しているようですが、たまに夜中に充電しましたと通知が来ると、
昨日は眠れなかったのかな?と想像したり
母のネガティブ満載のメールは読みたくはないけど、この歩数通知は母の様子が伝わってくるようで、なんだかおもしろい
都合の良い娘を止めると決意して2か月。
最近は母からのメールの内容に、少し前向きな言葉も混じっています。
母なりに自分の人生と向き合っているのでしょうか。
先日は、珍しく
山に雪がかかっていたので、山を見に防寒して散歩に行ってきました。すごくすがすがしくて気持ちが良かったです。
と書かれたメールが届きました
そのメールを読んだ瞬間…
ふっと
母とお出かけしてみる?
と思えました。
自分でもびっくりしましたが、
けっして母の機嫌を取るためでも、
自分の後ろめたさを埋めるためでもない
自分のこころの声でした
でもでも、そうは思いつつ…
私一人ではまだ無理無理~
きっと母を自分でモンスター化しちゃっているのだと思うのですが、
最後に会った日のにらみつけられた目が、トラウマのように残っていて…
ではどうする?
姉と一緒でも…
姉は母と一緒にいた時間は短くても、私以上に母の期待を一心に背負ってここまで来たこともあり、母に対して委縮しまくっている…
私が決断した母への対応を受け、姉もお正月は悩みに悩んだ末、会いに行かないを選択をしました。
姉の場合、なかなか答えが出せず、ぎりぎりまで悩んでいました…
姉は私とは違いお正月が明けてから、義理の兄と二人で母に会いに行ったのですが…
行く前は兄と母を施設から連れ出して、一緒に近くの神社に初詣に行き、その後ピザとか色々ごちそうを買って姉宅で母と食べようと計画していたそうです。
でもいざ施設で母の顔を見た途端、めちゃくちゃ緊張して体が硬くなってしまったそうで…。
結局ちょこっと会話をしただけで、心がいたたまれなくなりさっさと帰ってきたと
車に乗ってから兄に、
「お母さんと初詣は?」
「ピザ一緒に食べるんじゃなかったの?」
と
私以上にまだ母との関係は整理出来ていないようです…
きっと長女の姉。
お正月をスルーしたことが、すご~く心の重しになっていたんでしょうね…。
そんな姉なので、姉が一緒でも私には全然心強くない…
まだ時期尚早かな?
なんて考えていたら…
思いついた
あったあった
みんなにWin Winな方法
それは…
兄も誘って4人でお出かけする
なんと良いアイデアなんでしょう~
兄というのは姉の旦那さんなのですが、兄の穏やかな存在がみんなを癒してくれるんです
母もお正月に兄に会った時、めちゃくちゃ嬉しそうにしていたようだし…
それなら私大丈夫
母と一緒にお出かけできる
早速姉夫婦に提案。
「母と外出しても良いかなあと思えるようになったけど、お姉ちゃんと二人では私はまだ難しい。」
と正直に伝えると、姉もまだ無理と。
やっぱりかあ…
「でもそこにお兄さんが一緒にいてくれると、私は行ける気がするの。」
と伝えた所、姉も急に笑顔になり即同意
「お兄さんの存在があるだけで、母を誘う勇気が出たんだ~」
この想いにも姉も大大同意
お正月明けのド緊張の母への訪問も、姉は兄がいてくれたお陰で思いきれたらしい
兄は実は難病で、からだが自由に動きにくくなっていて、最近は表情が分かりにくく会話がしにくくなっています。
なので、言葉ではすぐにはなかったのですが、
顔を見ると良いよという表情(勝手な私の想像ですが…)
あとで姉から、兄も私の提案に嬉しかったようだと
兄も母と私達娘の関係に胸を痛めてくれていて、
なんと遺言に義理の母なのに、お母さんを大事にするようにと入れたらしい…
お兄さん心配かけてごめんなさいという感じですが…
私にとって兄の存在は本当にありがたいのです
兄も賛成してくれて良かった~
ここ最近少し寒い日が続いているので、3月の温かい天気のいい日に決行することになりました
やっぱり母を完全に拒絶するのは私の中では違う気がして…。
年末年始に色々手放した結果、
私は母が大好きと思う気持ちもあることに気づきました。
そことどう折り合いをつけていくか…
が、私の次の課題だったようです。
お兄さんのおかげで、
母は私達娘とお出かけ出来、息抜きが出来る。
私と姉も母と一緒にお出かけできる。
そして兄は兄で、母のことを気にかけてくれていたのでホッとしたようです。
そして自分の存在が役にたったということも嬉しく感じてくれたようです。
知恵を絞れば、みんなにとってのWin Winな方法って見つかるんですね~
私達姉妹にとっては大きな大きな前進です
全てに感謝です