昨年の三者面談からたくさんの方に

ブログを読んでいただきました。

 

見守ってくださり

ありがとうございました。

 

たくさんのメッセージ、

嬉しかったです。

 

早くお伝えしたかったのに

遅くなってしまいましたが

ひとまず、ブログに書けてスッキリしました。

 

 

 

 

 

そしてもう一つ。

書きたいことがありました。

 

しばらく落ち込んで元気になれなかった

出来事がありました。

 

お世話になった人の死。

 

ここに直面して

私は前回『さびしい』

のノートを書くことができたんです。

 

 

 

卒業式の帰りにいつものように

息子と卒業したことを報告に行きました。

 

そこでいつもならおじちゃんが

 

『お〜きたか!!!』

 

って出迎えてくれるんだけど

その日はおばちゃんが出てきたから

 

おじちゃん、トイレかなんかかな。

と思ったんですが

 

『あら、来てくれたんやね。

良かったらお線香あげてやって』

 

 

 

頭が真っ白に。抜け落ちた心

 

どういうこと?

お線香?

おじちゃん?いないの?

 

うそだよね

なんで?

いつ?

聞いてない、、

 

娘は鍵を忘れた時、何度も

おじちゃんの家に保護してもらったけど

私は上がらせてもらうのは初めてでした。

 

初めてお邪魔するときが

おじちゃんに手を合わせる時だなんて。

 

そこには笑顔のおじちゃんの遺影がありました。

 

写真を見ておじちゃんが亡くなった状況を

理解しようとしている自分がいました。

 

しばらくおじちゃんをみないなって

思ってたけど

息子の受験で一杯一杯で

後悔が押し寄せてきました。

 

バレンタイン付近で

救急車のサイレンが2度聞こえたのです

嫌な予感がして外に出たのですが

誰もいなかった

 

近くの老人ホームかなと思っていました。

それがおじちゃんだったてこと?

 

息子と年明けにおじちゃんを見かけて

声をかけたとき、いつもなら

手を大きく振ってくれるのに

その時は下をむいていたので

 

大丈夫かな??と思いながらも

少しねむいのかなくらいで

 

今考えると、きつかったのかもしれないなと

なぜあの時声をかけなかったんだろうと

 

 

 

そこからずっと。

ずーっと。

しばらく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ずーとそこにとどまって前に向けなかった。

苦しい。さびしい。ごめんなさい。

 

さらに息子の受験や

卒業

環境の変化についていけない

 

辛い、

 

となっていました。

仕事中もとにかくふとしたときに

涙があふれてくるし

トイレに行くとバーっと泣けてきて

 

おじちゃんと同じくらいの患者さんを

見るたび思い出しました。

 

私の務める病院にも4年前に

脳梗塞で入院したことがありました。

 

そこから一気に年をとって行ったというか

おじちゃんは痩せたように思います。

 

いつも元気に仕事をしていたので

それまで年を聞いたことがなく

68歳くらいに思っていたら

カルテで知りました。80歳でした。

 

医療職である私はなんとなく、

脳梗塞、糖尿病、、昨年は白血病がわかり

元気だけど、少しずつ痩せていく

おじちゃんをみながら、受験が終わったら

落ち着いたら行こう、と思っていました。

 

いつかは

 

別れの日がくるんだろうと

思っていたけど、

 

まさか

こんなに早く、

 

思ってもみなくて

その死を知らされないまま

 

知ったのは亡くなって

2週間経った頃だなんて。

 

悲しすぎました。

でも、もし知っていたらお葬式も

出られたかもしれないのに

 

1ヶ月くらい入院していたそうです。

快復してタバコを吸える病院に転院して

5日目に亡くなったと。

 

いつもなら検査入院の時ですら

連絡をくれていたのに。

なぜ??と。

 

何かあれば連絡があると思っていた。

 

息子の受験直前だったこともあって

きっと知らせなかったの?

元気になったら連絡しようと思ってたのかな?

 

そんな、考えても仕方のないことを

ずっと考えていました。

 

永遠にわかることのないこと。

 

フルタイムで早くに家を出るため

なかなか起きない娘を起こしに行ってもらったり

 

『今、姫が学校に行きました』

『今、寛治君が塾に行きました』

 

いつも慣れないLINEで知らせてくれて。

 

残業の時も塾に行く前に声をかけてもらったり

娘は会うたび、1000円おやつ買ってこいと

お小遣いをもらっていました。

 

本当に本当に、思い出すだけで

胸がいっぱいになります。

 

帰ったら目の前に住む

おじちゃんはもういない。。

ああ。あの姿はもう2度と見られない。

 

一生懸命前を向こうとしましたが

死を目の前にして

 

気持ちに嘘はつけませんでした。

 

そして職場の駐車場で

ぼーっと携帯を見ていたときに

流れてきた本。

 

 

ポチッとしました。

 

 

 

 

『死』の定義とはなんなのか。納得する死などない。ただ、ちゃんとあったものは事実なのだ

 

 

 

著者は死は4つあることを書かれていました。

 

肉体的な死

精神的な死

文化的な死

社会的な死

 

 

 

救われた気がしました。

 

やっと今ある事実をみられるように

なってきて

 

感じたままに悲しんで、

あの時を思い出しては後悔して

出会えた頃を思い出して

おじちゃんのいつもいた

あの場所を見ては泣いて

 

あのときどうだったら、

こうだったら、、

ひとしきり過去を思い出して

 

ぐるぐるぐるぐるして

 

ある日悲しみがす~~~~~っと

消えた感覚があって

 

『今』を見てないことに

ようやく気づいた。

 

今ある事実は 

 

出会えたこと。

それだけ。

 

 

歳も生きた環境も違う

おじちゃんと

短い人生の中で10年間も、

場所と時間が

偶然にも重なったという事実

ここにいたという事実

 

出会えた奇跡

 

そして

肉体的には死が訪れても

私の記憶にあるおじちゃんにまだ

社会的な死は訪れていない

 

自分の意思で最後までタバコを吸いたいと

転院を希望した精神的な生は最後まであった

 

そして認知症もなく新しい環境、文化を

取り入れられる文化的な生もまだあった

 

私は  を 

そう設定変更した。

 

過去にすがる、

ということではなく

あったことを見ていったら

 

私の中ではっきりと

悲しみから

感謝と愛

シフトしていけた。

 

 

そうすると何かがすーっと消えて行ったように

心も体も軽くなりました。

今はもう元気になりました。

 

おじちゃんにとって

幸せな人生でおじちゃんらしく

生きられたんだと

受け入れられて行きました。

 

 

おじちゃんからもらった愛は

私が引き継いで、循環していくからね。

どんどん大きくなっていくよ。

 

 

春が苦手なのは今あるものをみていなかったから。別れが悲しいのはそれだけ素晴らしい出会いがあったということ

 

 

 

春は苦手だと思っていました。

 

別れ、なくなる、、置いていかれる

そんな気がするから

 

なんだなってそう思いました。

 

 

その数日後に聞いた

 

息子の担任の先生の移動

11年もいたからそろそろだと言っていたそうですが

浪人生で3年の担任がいない場合は、

1、2年の担任に調査書をもらうそうですが

 

まさかの1、2年(同じ)でお世話になった

先生までも移動になってしまい、、

息子の担任は高校にはいない、、

 

これもすごくすご〜〜く

寂しかったです。

 

息子は

『先生がいる間に

通えてよかった〜〜』

 

と言っていました。

1、2年の時、担任の先生のおかげで、

お友達とのトラブルも解決でき

 

3年の担任の先生がいたから

夢を見つけることができた

 

親はなかなか先生に直接メッセージを送ることは

躊躇しますが、代わりにノートに感謝を書きました。

 

 

 

確かに物理的にそこにはいなくても

 

そこで何か本質的なところが

変わるわけでもない

 

今いない、という

ないことよりも

 

先生から学んだこと

先生からもらった言葉

 

恩師との出会いを

しっかり刻んで

息子と生きていこうと思います。

 

 

別れがあった、ということは

すでに、出会いの奇跡があったということ

そんな素晴らしいことを見てなかったなんて

44歳にしてやっと気づいたよ。

 

私はそっちを受け取って生きて行きたい。

 

 

あの日息子を変えてくれた進路相談室

 

先生からの最後のお願い。

親と手を繋いでっていう。

粋な計らいありがとう

 

てか、スマホからYOUTUBE 消せよな。ムキー

TIKTOK消せよな。ムキー

 

 

おじちゃんからもらった愛は

どんどん大きくなってくよ。

 

ありがとう。

 

 

よかったらブログ、インスタフォローお待ちしております花束

コメントもとっても嬉しいです❤️

 

 

このブログは

私の人生どん底時代に出会ったノート、

ハンドメイドを始めるきっかけなど

人生の転換期となった時期にあった

不思議なことを綴っていこうとはじめました。

 

時折、近況であったことや、

みなさんにもお伝えしたいことも

載せていこうと思っています。

 

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