寝る前に必ず本を 読みます。
今 ハマってる本がこちら。
高田 郁著「みをつくし料理帖」
角川春樹事務所から 文庫が2冊でています。
時代小説ですが 江戸時代を忘れさせます。
天涯孤独で 下がり眉の「澪」は
天性の味覚を生かし江戸の人々を
あっと言わせる料理を次々に生み出します。
巻末には登場した料理の作り方がついています。
出てくる料理はどれもおいしそうで
・・・だからハマったのかしら?![]()
でもただの料理本ではありません。
ことに 幼なじみとの
関係が訳ありですが 泣かせます![]()
天下取りだがそれに見合う不運も運んでしまう
「旭日昇天」の相をもつ美人の「野江ちゃん」と、
苦労が絶えない人生ながら精進を積めば
必ず真っ青な空が望める「雲外蒼天」の相の
「澪ちゃん」
二人の歩む道は平たんではありませんが
まっすぐで きれいな心の二人の
行動と言葉がとても素敵で
現在にも通じます。
最近は かなり涙もろくなって
TV見て泣けちゃうこともしばしばありますが![]()
本で泣けたのは久々です。
3月半ばに3冊目がでるので
二人のこれからが楽しみです。
