プロヴァンス・アルプ・コート=ダジュール地方
ヴァール県 Tourtour(トゥルトゥル)

 

こんにちは!木蓮です。

昨日は一日中雨が降り、時折雷まで……。

それでも、植物たちにとっては恵みの雨となったようで、紫陽花たちが生き生きと新しいツボミを咲かせています。日本ではもう剪定してしまっているのでしょうが、こちらではまだまだ楽しめそうです。

 

さて、今日は前回の続きから。

トゥルトゥルは、別名「天空の村」という名前があるそうで、標高は私の村とほぼ同じで655mだそう。そこまで高くはないのですが、この辺りではそういうイメージなんでしょうね。

 

 

 

 

村を散策していると、こういった何気なく花が咲く景色に出逢うことがあります。

本当になんてことのない景色なのですが、たったこれだけのことで、写真を撮りたくなるんですよね。

 

 

 

 

さて、この村にもちょっとした言い伝えがあるようです。

それは、村の中に4つある古い小さな噴水。(小さな昔の洗濯場)

 

 

 

 

その中の一つの底に5つの石が埋め込まれていて、緑からオレンジ、茶色に輝いていて、それぞれ、マダガスカル、ブラジル、ペルー、オーストラリア、南アフリカ共和国で磨かれたものだとわかっているようです。(どうやってかは私にはわかりません)

なんのために、誰が持ち込んだのかわからないようですが、こんな田舎の小さな村にどうしてあるのかは解明されていないのだそう。

 

 

 

 

村の中を散歩していると、さすがにアーティストの村!様々な場所で絵を発見します。

 

 

 

 

 

 

そして、イスがいっぱい並んでいたので、皆さん涼しくなると外でおしゃべりしてるんでしょうね?昔の日本のイメージをふと思い返しました。

 

 

 

 

もちろん、猫ちゃんもたくさん遊んでいましたが、みんな暢気に村を闊歩していて気持ちよさそう。村のあるシャンブルドットの細い渡り廊下には、こんな風に小さなテーブルとイスが並んでいて、眼下を眺められるようになっていました。

 

 

 

 

ちょっとした窓辺も、観光客を楽しませてくれますね。

 

 

 

 

 

まだまだ7月中旬でしたが、ツタが少し色づき始めていました。

 

 

 

 

写真をご覧いただくとなんとなくわかるように、ちょっとした景色が絵になるような村。多くの画家さんたちがこちらにアトリエを構えたくなるのもわかるような気がします。

 

 

 

こちらは古い時計台。

 

 

 

 

村の端にあり、墓地に隣接するサン=ドゥニ(またはサン=ドミン)教会は、11世紀のロマネスク様式の教会で、19世紀に改装されました。この教会の中にある3つの青銅の鐘は、歴史的モニュメントとして分類されています。

 

 

 

まだまだ、見所はありますが、もう一度訪れてからゆっくりレポートすることにします。

それにしても可愛い村ではありましたが、この村を思い出すと、フランス国旗が思い出されます。それほどまでに、フランスのワールドカップの優勝は大きな出来事でした。

 

 

 

 

それではまた次回!

次はどこの村にしようかな~。