ヌーヴェル・アキテーヌ地方
ピレネー・アトランティック県
Ainhoa(アイノア)
こんにちは!木蓮です。
メルマガやインスタで書きましたとおり、8月初旬(1日から3日くらいかな~)に『フランスの花の村を訪ねる(木蓮著)』が発売されることになりました。
当初は7月中旬の予定だったのですが、少し遅くなってしまいすみません。それに伴い、いろいろと企画を考えてくださっているようなので、またこちらでも発表させてくださいね。
7月後半ごろになれば、アマゾン等でもご予約が可能になるかと思いますので、よろしければ……というか、ぜひぜひご購入ください(笑)
そこで、いろいろ考えていたのですが、皆さんから随時メッセージをいただくので、10種類くらいポストカードを作ろうと思っています。こちらのほうも、また写真を悩みそうですが、表紙で悩んだ写真やとにかく人気がある「藤の花」の写真などを選ぶ予定です。
こちらは、出版パーティーなどの現地にて販売する予定にしておりますので、もしもご都合があえばぜひ遊びに来てください。
(大変申し訳ないのですが、ネット販売は今のところ考えておりません)
この辺のお話は、少しずつお知らせする予定ですので、すでにたくさんメールをいただいたのですが、もうしばらくお待ちくださいませ。こうやって皆さんからいただけるメッセージが、本当に嬉しかったです。
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今日はスカッと晴れた青空に、気持ちのいい風が流れています。外では9月の始業式に何とか間に合わせるため、急ピッチで小学校の工事中。
今までは村役場と一緒になっていましたが、子供の数が増え、公民館の隣に増設しているようです。我が村も本当に小さな村なのですが、なかなか頑張ってますね。
さて、今日はバスク地方アイノアの続き。
久しぶりに「フランスの最も美しい村」の看板。
アイノアを訪れたことがある方ならご存知でしょうが、1996年に歴史的建造物に指定された『L'eglise Notre Damme de l'Assomption(聖母被昇天教会)』があります。
こちらの教会には、ちょっとした秘密があります。
中に入ると最初は真っ暗なのですが、扉を入って左側の壁に何やら怪しいものが……。
書かれている通り、1ユーロを入れ待っていると、静かにパイプオルガンが流れ始めゆっくりとブルーの光が差し込んでくるのです。
やがて教会の中には光が満ち溢れ全容が見えるようになります。
この仕掛け。皆さん同様、私も感動しながら眺めていました。
教会の外には、1849年に建造されたバスク地方に伝わる伝統の球技「バスク・ペロタ」を行うのに欠かせないFronton(フロントン)があります。
ペロタとは、Sare(サール)の村でカフェのお姉さんに詳しく解説してもらったのですが、野球のボールより少し小さめの球(羊毛を巻いて皮で覆ったもの)をこの壁に当てながら、スカッシュのように競うスポーツです。
素手で打ち合うものから、専用の木のラケットを使うものもあり、バスクの方たちにとって非常に身近な存在です。
そろそろアイノアで食べたお料理でもご紹介しようかと思いましたが、なんだかとても長くなってしまったのでまた次回。
ここバスク地方で食べたレストランは、本当にどこも美味しくて、とにかく楽しかったのです。
ってことで、少しお料理編にいってみたいと思います。
それでは、また明日~♪