続いて、題名に書いた本。
私が心に残った部分だけ勝手に抜粋。
1.やりたいことに+1をお願いする
→“ 本を読んで“ 、“ゲームをやらせて“などの意欲を利用して、
“本も読むけど、絵も書いてみよう“
“ゲームもやるけど、感想も聞かせてね”
など。
子供は適度に緊張して、関係づけの必要性を自発的に学ぶとか。
2.目覚めのスキンシップ
→朝の目覚め、昼寝からの目覚めと、これから子どもが活発になる直前に、力が全開になるように確信を与えましょう。
スキンシップが重要です。“やるぞ”の決意の前に提供される安堵感です。
おでこをくっつけあってもよいし、握手でもよいのです。
そうすると、“自分は独りぼっちではない”と確信がもて、冒険心を支えます。
3.セレモニーを作ろう
→反射的思考、反射的行動も捨てたものではありません。
例えば、ぬいぐるみ。
いつも機嫌のいい時にぬいぐるみを渡し、気がそれたら片付けるようにします。
そうすると、機嫌の悪いときにぬいぐるみを渡すとそれを見たり、触れるだけで完全に上機嫌になっていきます。
そんなセレモニーをつくりあげてください。
4.気分転換は壊して作ろう
→日ごろから子どもの“破壊活動”をガマンしていると思いますが、この行動は知的発育には不可欠です。
ですから、あなたも子どもと同様に“破壊”を楽しみましょう。
気分転換には最善の行動です。
ただし、破いたり、破棄したりとは違います。
例えば、折り紙。
ひとつなにかを作って、それをまた元のように戻すのです。
そして、折り直すのです。戻したり、折り直したりと何回も子どもと繰り返しましょう。
積み木もあります。シャボン玉もあります。
破壊と創造には快感がつきものです。
ただし、必ず“作る”ことを忘れないように。