愛犬”みるく”1周忌 | みる夫のブログ

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《チワックス》の兄弟について書きます(੭ु´・ω・`)੭ु⁾⁾

こんにちは、みる夫です。

 

突然ですが、昨日でうちで飼っていたミニチュアダックスの”みるく”が亡くなって1年になります。

 

このブログを始める前に亡くなってしまったので、読者の方は知らないとは思いますが

 

大変かわいらしい、そして可愛がっていた愛犬でした。

 

2017/6/18 入院先の病院で旅立ちました

 

 

享年12歳8ヵ月

 

 

 

WARNING ここからは少しネガティブな話(ペットロス)になりますので、苦手な方はご遠慮ください。

 

 

 

みるくは私が小学生の誕生日に我が家にやってきました。

 

まだ生後3か月の時に家にきまして、鼻の長さがミニチュアダックスのわりには短く

 

よく幼いころはゴールデンレトリバーのあかちゃんと勘違いされていました。

 

そしてとても臆病な性格で、家に知らない人が来るとずっと吠えて威嚇するような犬でした。

 

家族にも機嫌が悪いときは撫でようが呼ぼうが無視をするような感じでしたが

 

でも家に帰ってきたときなどは尻尾をふってかまってかまってと来るような

 

まさにツンデレな犬でした。

 

そしてとても大食いで、ご飯のこととなると真剣になり邪魔をされるととても怒っていました。

 

 

 

本当に人間のような犬で、自我がとても強く

 

犬らしさのかけらもないような犬でしたが、そこが逆に可愛く思っていました。

 

 

しかし10歳くらいの時に子宮に癌が見つかって手術をすることになりました。

 

とても心配していたのですが、このときは腕のいい先生のおかげでなんとか元気になることができました。

 

お腹を真っ二つに裂いて行う手術だったので、しばらくお腹には切った痕が残っていました。

 

 

 

その後しばらくは手術前のように元気に尻尾をふっていたり、大食いに戻ったりと

 

元気な姿を見せてくれていました。

 

 

 

 

 

しかし12歳を超えたあたりから、急激におしっこの量が多くなりました。

 

始めは「水の飲みすぎかな」と軽く思っていました。

 

しかしあまりにも量が多く、また水が飲めない状態になってしまったため

 

病院に連れて行ったところ”糖尿病”と診断されました。

 

もう血糖値が振り切ってしまうほどの重傷で、そのまま即入院となってしまいました。

 

 

これは入院する3日前に夏用に毛を切ったあとの写真です。

 

この写真を撮った1週間後に亡くなってしまいました。

 

 

 

 

 

私は、偶然亡くなった日にお見舞いに行きました。

 

そしたらみるくの口の周りに犬ご飯のカスがベトベトとついていたため先生に伺ったところ

 

「何も食べない状況なので、無理にでもあげないと良くならないから上げています。」

 

とのことでした。また鼻にも管が通っていて苦しそうに息をしていたのですが

 

私の顔を見たとたんに尻尾をふって駆け寄ってきました。

 

そして病院の床にごろんと寝そべって、いつも家出していたように

 

お腹を撫でて!

 

とアピールしてきました。私はその場でお腹を撫でていたら、珍しくみるくが腕に乗ってこようとしました。

 

普段はそんな風にしない犬でしたので、とてもビックリしたのですが、たぶん家に帰りたいんだろうなと思い

 

帰り際に「良くなったら家に帰れるから、がんばって!」

 

といってみるくの頭を撫でて病院から出ました。

 

そして車に乗り込んで、家に帰ろうとしたら、受付の人が走ってきて

 

「みるくちゃんの心臓が止まりました」

 

と言われました。私は頭が真っ白になって走ってさっきまでみるくがいたところに行くと

 

手術台の上で先生に処置をうけている真っ最中でした。

 

私が呆然と立ち尽くしていると、助士の方から

 

「名前を読んであげてください」

 

と言われ、必死にみるくみるくみるくと何度も呼んだのですが

 

そのまま良くなることはなく、亡くなってしまいました。

 

 

 

 

 

私はその場で過呼吸を起こしてしまい、それから先のことはあまり覚えていないのですが

 

とにかく、それからしばらくは何も考えられず、ただ後悔していました。

 

あんな鼻に管を通して、無理やりご飯を食べさせられて病院で死んじゃうぐらいなら

 

そのまま家で生活していたほうが幸せだったのではないか。

 

なんであんなになるまで病院に連れて行かなかったのだろう。

 

あのとき家に帰りたいと腕に乗ってきたのに、なんでそのまま置いて病院を出てしまったのだろう。

 

もう強烈な後悔と自己嫌悪が襲ってきました。

 

いまでもみるくのことを思い出すと涙が勝手に出てきてしまいますし、夢にも元気な時のみるくがでてきて

 

夢から覚めると現実を思い知り、また涙が止まらなくなります。

 

しかしペットロスに解決方法はありません。

 

残酷ですが、ただ時間がたつのを待つしかないと思います。

 

私はたまたま知り合いから頼まれて、今の犬たちを飼うことになりましたが

 

その子たちが家にきたときも、みるくのことを思い出して泣いていました。

 

いまペットロスを抱えている方は、初めは自分も消えてしまいたいと思うほど

 

つらく思うこともあると思いますが、その子たちが元気だったころの写真などを見て

 

毎日現実を噛みしめていき、そして段々と自分の気持ちに整理がついていくと思います。

 

私は、一時期忘れることは罪だと思い、毎晩みるくがなくなった日のことを思い出して

 

泣き明かしていたのですが、それでは何も解決しませんでした。

 

その人その人の解決方法があるとは思いますが、私の場合は毎日元気だったころの写真を見て

 

家族と思い出を泣きながら話して気持ちを落ち着けていきました。

 

また”虹の橋”という有名なペットロスのときに読むと気持ちが安らぐようなお話もありますので

 

いまペットロスだという方は読んでみるのもいいかもしれません。

『虹の橋』(https://pet-rainbow-bridge.info/

 

そして、まだペットを失ったことがない人は毎日毎日その愛犬を大切にしてあげてください。

 

旅立ってしまったときに後悔がなく、そしてペットロスが少しでも和らぐように。