どうもラジェムトウキョウです


先週のお話になりますが


セルビア共和国ベオグラードへの出張


大きな目的は新たな家族を迎えにきたわけなのですが


それ以外の関連することが今後ブリーディングする上でとても糧になりました。



真ん中の子がうちの子でコールネームは


『ベィビィ』


女の子らしい甘えん坊な末っ子キャラ♡


今後、私たちの生活により彩りを添えてくれるでしょう


しかし…

雨に濡れてくちゃくちゃだってので帰国後シャンプーしましたが、なかなかトリミングできずガーン


キレイにしてからまた紹介しますね爆笑


その他、現地で感じたことなどは過去に更新していますので


詳細はそちらをご覧頂くとして


今回かなり濃密にセルビア、ブリーダーである友人と


ビションフリーゼに関して


犬種特性だけでなくブリーディングの奥深い話まで

様々なやり取りをする事ができました。


ここで書いてた血統の話の続きです。


ちょっと専門的な話でブログに書くのはどうかと思ったのですが


(当ブログはどんな方でも楽しく読んで頂くことをモットーとしておりますので)


自身のターニングポイントとなることがありましまのであえて書きます


ヨーロッパというビションフリーゼ原産国周辺で長年ブリーディングしている友人の彼女曰く…


日本のブリーディングは「名門犬舎」などの肩書きをメインに行っているところがほとんど

いくら名門といえど、数十年経つと過去と現在ではタイプが大きく変わっている(ラインナップ)

とのこと

何がどう変わったかも教えて頂きました。


しきりに犬舎の名前に惑わされるなとのお言葉をいただきました。


ブリーディングする上での血統はかなり重要な部分となるわけですが、有名な血統が優れてるとは限らないのです。

ヨーロッパの血統は何代か前はいくつかの犬舎で構成され、さらに同じ犬を使って繁殖されていたりで、現在の所有犬と交配できるのかも難しくなってきているとのこと。お婿さん、お嫁さん探しが困難。それもあって大きな大会に出て他国の犬舎を見極めるチャンスと言えるそうです。チャンピオンが謳い文句だけの犬舎とは理由が異なります。

なので、未来へ繋ぐブリーディングを目的としていない一般の方の犬をチャンピオンにする必要性は感じられません。ブリーダーのチャンピオン犬排出数に協力しているだけではないでしょうか。


有名でも偽ってブリーダーがブリーダーに疾患のある子を渡そうとする事例もあるそうで


『え!あの人がそんなことするの?』

という話もされました。


これは対ブリーダーでも飼い主の方でも同じことで

その子と共に一生病気と向き合わなければならないので


そのようなブリーディングは絶対にしたらいけないと、何度も言われました。


当方が常日頃話している『健康』が最重要ポイント

なのです。


ただブリーディングの根底として


見た目や性格には個々に好みのタイプがあり


それが一番と思うタイプであれば良いのでは?


と話でクローズされました


(うちもかなり好みがハッキリしていますけども)


以上の話をまとめます当店の自己紹介で


名門犬舎やチャンピオンなどの

肩書きは置いておいてその子はどういう子なのか?

を掲げてやっていたことが


遠い国のブリーダーさんと同じ感覚で


ブリーディングしていたことが


とても嬉しくまたブリーディングポリシーとして


強固なものになると確信しました。


また彼女が言ってた言葉で印象深かったのが


『ピュアなブリーディングをしなさい』


ひとことでは説明できませんが、その言葉の背景は理解しました。


これをお読みの方も意味を感じ取れると思います。


今回迎えた子はドナウ川のほとりの高台にあるはおうちでうまれました。(ベンも同じ犬舎の出身です)


敷地な敷地で親や兄弟犬と共に走り回り


白いコートをドロドロにしながら育って来ました


初めてみた彼女は焼いた豚の脚を咥えながらコチラをじーっとみているという


かなりセンセーショナルなビジュアルでした笑い泣き


しかし本来の犬の育て方を改めて思い知らされた気がしました。


かたやスマホをひらけば


SNSに載せるからなのか?


いつも白いフカフカしたコート


綺麗な生活だけが彼らにとって最高のものとなるのでしょうか?


時には野山を駆け回る経験もあったほうが


本来の種としての特性には合っているのでは?


なんて様々な想いを感じながらのセルビア出張


様々な文化に触れ、忙しい中に色々付き合って頂いた友人に感謝すると共に


素晴らしい家族の一員をこれからもご紹介できるように精進して行きます。


以上、とても充実した一週間でした💫



そして番外編グラサン

ベオグラード郊外の町でかなり古いカローラを見つけましたので思わずパシャリ📷


親日国のセルビア共和国

今後も魅力を伝えればと思っております🇷🇸