オーナーが2023年を振り返ってを先日アップしましたが、わたくし、りりぃなりの2023年を振り返えりを書きます。


基本は同じですが。。自身としては色々な事を成し得たと思っています。


まず、

当犬舎で子犬を迎えられたお客様

当店をご利用されたお客様

かかりつけの動物病院様

海外のブリーダー及びそのご家族様

そしてうちの子達

皆様今年は本当にありがとうございました。


今年は変革の年になりました。ブリーディングそしてヨーロッパトリミングの観点からも共通して海外からビションを迎える事は非常に重要でした。

とりわけビションのトリミングにおいて細かいパーツのカット手法で長年の悩みがありました。日本とヨーロッパで切り方が細かい所で全く違います。今回ヨーロッパで活躍されてる方がカットを施したボディーラインを目の前にし、目視で知識を増やせた事が一生の中で1番嬉しかったかもしれません。

これに関して次の目標は、その方に会いに行き自分の言葉で質問する事です。(おそらく英語は話せるはず)


メジャーリーガー、大谷選手のあの名言

「憧れるのをやめましょう」


確かにそうだと思いました。(山本選手も会見でそうでしたね)

私自身憧れを持ち続けあの犬舎のビション達…と夢見ていた訳で…でも私もその憧れをやめたからこそ次の行動(ビションの為にヨーロッパへ自分で行く)に移せたのだと思います。

結果大きな繋がりを得た、わけです。

憧れが憧れでなくなった瞬間ですね。

誰でも何かをする最初のきっかけは憧れです。目標に向かい努力し続け、いつかのタイミングで大きく行動に移す事で憧れが現実になる、そして成し得る。これをされた方、素晴らしい事だと思います。

そして…

◉外産のビションならどこの犬舎でもいい

◉外産ならどんな犬でもいい

◉人に頼んでお金を出して輸入する

◉外産は日本でチャンピオンにすぐなれる

とか私はそんな上っ面だけで輸入の決断は到底できません。(かなり拘りが強いので口笛

この子チャンピオンですからと称号だけで判断するのは大っ嫌いですね。


来年は今年得た「前進できたことをきっかけに」を肝に銘じてコツコツやっていこうと思います。

目立たなくていいんです。共感してくれる人々が増えてくれれば。


おまけ

この写真、早朝日本へ帰る最後に撮った写真。向こうの友人、我が息子(ビション)との最後のひととき。

なぜ今年最後にこの写真なのか?

この話は時間が経ったのでします。


この写真の後別れ飛行機に乗ったわけですが、飛び立つ直前私にLINEがありました。

さっき言わなかったが家を出る前に飼っている老犬のビションが亡くなった、と。

実は前日…その友人のお嬢さんと会った時、私に嬉しそうに携帯の写真を見せてくれました。このビションは初めて飼った子でもう年寄りだけど本当に可愛いの、私この子大好きなの、と言っていました。そして会わせてくれました。臓器が悪く手術をした事もある、と。その時は元気に見え、次の日亡くなるなんて思いもしなかった。

そして帰国当日、おそらく飛行場へ向かう1時間程前に自宅で亡くなったようでした。きっと日本へ送り出すその日その時間まで生きるのを頑張っていたのかもしれません。

友人はいっぺんに2頭も失ったことになります。それを思うと涙が出て止まりませんでした。

この子が兄弟の中から選ばれて日本へ行く事になった運命、背負うもの、とても意味のある来日だと私は本当に重く受け止めています。

色々と私に経験させてくれた友人は本当に大切な存在です。

世界には文化や習慣、言葉が違くても分かち合える人がいる、なんて素晴らしい。。


ではでは

皆様良いお年をお迎えくださいね! 


wrtten by りりぃ