前回のブログで
『歯垢や歯石がつきにくい口内環境の持ち主で、これはこの子のお母さんも同じタイプ。そのお口で、子犬をお母さんワンコはあちこち舐めますので綺麗な方がやっぱりいいですよね！なかなか歯まで綺麗にしてるブリーダーさんは少ないと思います🤔
子犬が将来成犬になった時、どんなに血統がよくても口を開いた時歯が汚かったりボロボロだと残念です。それも所有犬の為に健康管理の維持として歯を綺麗にする事をブリーダーはやらなければいけない一つだと思っております。
（デンタル系はわたくしうるさいので🙇♀️）』
なんて書きましたが。ちょっと掘り下げたお話を🍃
お母さんワンコの口内環境のメンテナンスは
通常のワンコよりもかなりシビアにやらなければなりません。。。
出産で体内の栄養バランスも崩れがちになりますし
何よりカルシウムをかなり消費しますので、皆様ご存知の通り歯にはカルシウムが必要不可欠なのです。
歯だけメンテナンスしててもダメなのです。ストレスも関係しているようですし、歯を含めた口内全体のバランスを日々のメンテナンスで維持していくのです。
うちでは毎日のメンテナンスを行っております。
以前あるショーブリーダーさんで骨格、被毛、血統に拘った方がおりましたが、歯を見てびっくり。。。
殆どの歯に歯石が付いておりました💧まずは健康管理が大事かと。犬を買われる方、訪れた時成犬のその辺りもチェックするとどれだけ可愛がっているかわかると思いますよ。
では、何故母犬の口内環境が良くないとダメなのか🏃
私たち人間とは違い、母犬は子供の面倒を口で行うのです。軽く噛んで移動したり、汚れてたら舐めて掃除してあげたり。。。これ以上言わなくてもお分かりになられますよね？？？
もし母犬の口内が歯周病菌に侵されていた場合
かなりの確率で子供に歯周病菌に感染しています
成長段階で早期に口臭がキツい子が良くおりますが、殆ど場合母犬からの歯周病菌に感染してるようです。
毎度おなじみのうちの子(2歳半)
長女(もうすぐ8歳)シニアとされる年齢ですが、日々のメンテナンスでここまで綺麗です。歯肉も引き締まり薄いピンク色で健康的。ケアをしていないと充血して赤く膨れてしまいます。そうなると少し歯磨きしただけで血が出ます。（昔動物病院勤務の時、特に高齢犬でしたが口の不衛生により様々な影響を及ぼした例を沢山見てきました
）
）見た目だけでなく中身も美しくないと
愛犬が笑顔を見せた時、綺麗な歯がいいですよね
また更新します
〜愛する癒しのビション〜
LA GEMME TOKYO by Art Groomers
（ラジェムトウキョウ、アートグルーマーズ）