今日の大阪は氷点下まで気温が下った。

大阪の中でも隣接している市と比べたら

2度程は外気温が高い地域に住んでいるので、

私は寒さへの耐性がほとんどない。


外を歩くと冷気で耳の中が押されるのか、

今日は鼓膜がひどく痛い。

また、末端冷え性なので完全に指先が固まって

まるで凍りついたかのように動かなくなった。


防寒が必須とはいえ、

こどもの頃、不審者に首を絞められた事があり、

未だにトラウマでマフラーやスカーフが巻けない。

首筋を温めるといいよ?とよくアドバイスをもらうが

どうしても怖くてできないので諦めている。


毎年、親切な人達が入れ代わり立ち代わり

夏は冷感タオルを、冬はマフラーやスカーフを

私の首に巻いて貸そうとしてくれる。

その行為自体は純粋な親切心でしかない事を

頭では十分に理解しているのだが、

私の身体や心はその善意を受付けない。


特に、悪気なく純粋な善意でマフラーやスカーフを

背後や斜め後ろの死角から首に巻きつけられると

反射的に振り返り突き飛ばしてしまう事があるのだ。



なので、自分の防寒具を他人に差し出せる親切な方へ


防寒具を貸してあげるという申し出は嬉しいです。

だけど、首に巻きつける物が駄目な人にとって

不用意にマフラーやスカーフを巻き付けられるのは

恐怖心を煽る以外の何物でもありません。

反射的に身体が動いてあなたを危険な目に合わせる事が

ありますので、勧めてもいつも断るからという理由で

安易に他人の首にマフラーやスカーフを巻くのだけは

絶対にやめてあげてください。


マフラーやスカーフを膝掛けの代用品として

貸してもらえるのなら嬉しい事もありますので、

まず、使いたいかどうかを先に訊いてください。

断られても貸した方が安全だろうという時はせめて、

正面から手渡しで渡すようにしてください。

それでも断られる事はあるでしょうけど、

そこまで配慮してくれていたら純粋に善意なのだろうと

優しい申し出には感謝しますので宜しくお願いします。



ハクキンカイロって知ってる?