連休中の話だが、
京都のさがの温泉 天山の湯へ行ってきた。

大阪在住でも、生活圏内に兵庫県や京都府が
普通に入ってしまう地域であるため、
旅行気分も何もあったものではないけれども
おやつの後に家を出ても日帰り温泉の距離。
ゆったりのんびり楽しんできた。

化学物質過敏症だと
ボディソープやシャンプー, リンス、
お湯の消毒に使う塩素の臭いやアロマ風呂に
反応して気分が悪くなってしまうので、
湯船や洗い場のポジション取りは気を使う。

私の場合は、
室内は大浴槽とシルキーナノバブルがアロマ臭、
露天は銀閣の湯が塩素臭がきつくて合わなかった。
逆に露天の金閣の湯はとても気持ちよく長湯できた。

天山の湯は洗い場やシャワースペースの
シャワーヘッドの種類が豊富なので、
様々なシャワーヘッドを試してみたい方には
ちょっとオススメかも。

ボディソープやシャンプー, リンスも
様々な香りを揃えてあるので、
比較的安心して使える香りを探せたのも
ある意味ではポイントが高いと言える。

さすがに女湯で写真は撮れないので、
ホームページで検索してくださいね。

この天山の湯で楽しんでもらいたいのは、
フィッシュセラピー
ドクターフィッシュという名称で有名な
鯉科のガラ・ルファという魚の棲む
足湯に浸かって魚に皮膚の古い角質を
食べてもらい美肌効果を期待するものである。

店内予約制で風呂上がりのご案内となるが
驚くべきはその価格。
15分で300円
関西圏の他施設に比べて約20%のお値段である。
湿ったタオルを再度利用しなくて済むよう
清潔な乾いたタオルを貸し出す心遣いもよい。

魚達を踏み潰さないようにそっと足を入れると
足に次々と群がって来て、ツンツン…ツンツンと
古い角質を啄み始めてくれる。
魚の歯でガブッ!!とする訳ではないので痛みはなく、
短い感覚で細かく突っ付かれ低音波マッサージを
受けているような感覚に陥る。

映像をよく見てみると、
魚が左足へより集中している印象がある。

化学物質過敏症の立場から洗ってる途中で
「魚の本来の生息域では香料臭などしないから
ボディソープを使わない方がいいかもなぁ…」と
なんとなく考えてしまった結果、
既にボディソープで洗い終えた右足に対して、
左足首より下はボディソープを
丁寧に濯ぎ落としたタオルで洗った事から
足に残ったボディソープ臭の差が
現れた結果なのかもしれない。
(左: ボディソープ不使用、右: ボディソープ使用)

ちなみに、川砂や岩は写真なので
フィッシュセラピー後は
タオルで拭くだけで川砂は足に残らない。
魚に突付かれた足のまま帰るのが気になる方は
フィッシュセラピーの隣にある足湯を使うと
よろしいかと思います。