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職場にいるオランダの方に
日本では1/7に七草粥を食べる
慣習があるという話をしてみた。

せり・なずな
ごぎょう・はこべら・ほとけのざ
すずな・すずしろ・春の七草

こう並べると、5・7・5・7・7の短歌風で
春の七草が覚えやすい。

いきなり全部を理解するのは難しいから
春の七草の写真を見せて名前を伝えた上で、
日本人でも全て識別できる訳ではないから
【春の七草】という総称を知っていれば
日常会話は成立すると申し添えた。

お正月に美味しいものを食べた分、
1/7は質素な七草粥で胃を休めるという
七草粥の由来もきちんと伝えた。

不慣れな英語を駆使して
作り方も説明してみた。

春の七草は、デパートやスーパーで
既に7種全部揃ったものが
パック詰めされて売られている。
現代は、白粥もレトルトで売られている。

各家庭で少しずつ異なるのだが、
出汁と塩で味を整えた白粥に
煮た丸餅を1つ入れるのが我が家流。

そこに土を落として水洗いした七草を
ザクザクと切ったものを載せたら完成。
自分では、そう伝えたつもりだった。

彼の頭の中で完成したものは、
丼飯+少量の土+春の七草…。
丼飯の上に生えた春の七草丼らしい。

慌てて、七草粥の写真を見せ、
再度説明し直したのは言うまでもない。