辛い時こそ、当たり前のささやかな楽しみは
大切であると思う。
飲食については贅沢を言えなくとも
できれば満足できるものがほしい。

水は、衛生的に飲める水があれば充分だ。
お茶ですら、災害時は嗜好品となるだろう。
温かいのがとか、冷たいのがとか、
我儘は言っていられない。

食べ物は…、乾パンが続くのは無理かな…。
美味しいのだが、味や食感の変化が欲しい。
なので量と共に種類も充実させた方が良い。

非常食は、被災初期→後期に分けて
用意した方がいいと思われる。
被災初期は、水やお湯がなくても
そのままで食べられる物が良いだろう。
用意の際に、缶切や鋏なども必要だ。
食べ物が目の前にあるのに、
食べられないのはストレスが余計貯まる。

水やお湯が使えるようになったら
インスタント食品の出番だ。
食べ慣れた味や温かいものは安心感がある。
最近は、カレー飯などのご飯系まで
気軽に買えて品揃えも充実している。
さすが、日清‼ 感謝しています。

また、少し値段が高いが、
セブンイレブンなどで稀に戦闘糧食が
販売されている。
自衛隊でも支給されているらしいのだが、
おかずは冷たいままでも食べられる。
しかも、量が充実してる上に美味しいのだ。
バリエーションも豊富に揃い飽きが来ない。
これは、騙されたと思って試して欲しい。

戦闘糧食の問題点は…、
おかずは加熱しなくても食べられること。
美味しすぎるので
この味を被災初期に覚えてしまうと、
長く先の見えない避難生活が辛くなる…。

非常食の準備は食べる順番までを考慮して
計画的に進めるのをお忘れなく。