4年位前からだろうか。
ハラスメントと言えばなんでも許されると
勘違いしている人種が増えたと感じる。

例1:実験用の飼育動物に対して
  餌や水をきちんと与えずに、
  餌入れや給水ボトルを空にしたまま
  餓死寸前まで放置状態。
  注意したらパワハラだと文句を言う。

例2:研究施設に1つしかない鍵を紛失したまま
  報告もせずに私的な海外旅行へ出掛ける。
  超遠心機の中から鍵が発見されたため
  注意したらパワパラだと文句を言う。

普通は問題を起こした当人を叱るべきだが、
パワハラと言えばお咎めなしとされるのだ。

これはおかしい。

飼育動物の命を粗末に扱ってはいけない。
超遠心機に異物をいれたまま使えば、
最悪、死者が出る可能性すらある。
きちんと注意指導をしないといけない事まで
パワハラ認定したら教育の放棄へと繋がる。

ハラスメントがよくないのは当たり前だ。
しかし、自分の優位性を保つために

なんでもかんでもハラスメントとして

騒ぎたてるのは間違っている。


実際は注意を受けるべき事柄に対して
ハラスメントだと言い相手を陥れる行為は
ハラスメント・ハラスメントという
とても卑劣な行為だ。

怒りの感情をぶつけたくて叱るのではない。
あなたを護るために叱っているのだ。
護りたいのは、今のあなただけではない。

未来のあなたも護りたいし、

あなたを通じてまだ見ぬ誰かをも護りたい。

だから言いたくない事をわざわざ言うのだ。

それが分からない輩に用はありません。
ハラスメント・ハラスメントを繰り返すと
真剣にあなたのことを想ってくれる人達は
どんどん離れていきますよ?

 

ハラスメントと訴えるからには

自分の言動に責任を負う義務が

伴うことをどうかお忘れなく。