こんにちは、しまりんごです
今日は卵巣のう腫になった時のことを書こうと思います。
※少し長くなりますので、記事を少し分けて載せます。
去年、卵巣のう腫で入院手術し、左卵巣と左卵管を切除しました。
卵巣のう腫とは、卵巣に腫瘍ができ通常よりも大きく肥大してしまう症状です。
きっかけは私が約3ヶ月ほど、生理時の出血期間が長かったこと。
普段の生理周期は28〜30日、約6日くらいで終わるのですが、その3ヶ月は半月以上出血が止まらない状況が続いていました。
メンタル的な病気のこともあり、婦人科へ行くことがとても気が重かったのですが、
母が心配して付き添うからと言ってくれて、申し訳なさもあり婦人科へ行くことにしました。
その時は「ただ生理不順なだけだろうなぁ」と思っていました
子供たちを出産した産婦人科で内診してもらったところ、
医師から「紹介状を書くのですぐに大学病院で診てもらってください」と言われました
通常卵巣は2〜3cmほどの大きさなのだそうですが、私の左卵巣はその時約10cmほどに腫れていたそうです。
翌朝すぐに大学病院へ行くことになりました。
大学病院で一通りの検査をし、医師との診察の時に渡されたのが「卵巣がんの疑いのある方へ」のプリント。
診察では、やはり左卵巣が腫れているので、手術日を決めましょう。と言われました。
その病院では内視鏡を使った手術も積極的にしているようでしたが、開腹手術になるとの説明でした。
理由は内視鏡で取るには難しい大きさの腫瘍であること。
また手術中に左卵巣を取り出し、病理検査をして悪性だった場合、引き続き子宮と右卵巣も切除するからだそうです。
病理検査は30分ほどで結果がわかるそうで、手術中に検査に出せることに驚きました。
正直、卵巣のう腫と診断された瞬間は、実感が湧かなかったです。
病気についてあまり調べる気力もなく、なかば投げやりな気持ちで「そうなってしまったものは仕方ない」と思っていました。
また鬱病の影響もあり、手術に対して積極的になれなかったこともあります。
自分を大切に扱おうとしませんでした。
母や家族などの支えもあり無事に手術日を迎え、病理検査では良性だったようで、左卵巣と卵管のみの摘出で終えました。
手術の詳しいお話はまたいずれ書きたいと思います。
ちなみに、術後1年ほどは、塞がったはずの傷跡が痛むこともありました。
天気の悪い(低気圧)日や、生理前から生理中など、シクシクと下腹部から傷口がいたみ、“古傷が痛む”とはこういうことか…と実感しました
いまはすっかり良くなり、痛むことも滅多になくなりました。傷跡も以前よりだいぶ目立たなくなりました。
傷跡の部分を直接圧迫する衣類はさすがに気になるので、今でも股深めの下着を選び、ボトムスも前とは違う選び方になりました
昨日はたくさんのコメントありがとうございました
皆さんがそれぞれ目の前のことに向き合い、それだけでなく私の心配もしてくださる優しさに癒されています。
コメントへのお返事ができない日もあるかもしれませんが、この場で感謝を伝えさせていただきます