精神科医になった最初のころ、
もっぱら下園壮太先生の本やその仰っていることばかり、
患者さんやご家族の方に紹介していた時期がありました。
最近、
下園壮太先生のDVDが発売になっていることを知って、
懐かしくて、また下園先生の本を読み返してみたら、
自分がしている診療に今もなお
たくさんの影響が残っていることを確認して、
正直なところ、驚きました。
診察場面で、「下園先生が~」
という取り上げ方をしなくなって、
もう何年にもなっていますが、
現在の私の診療のはしばしに、
このことにも、あのことにも、
その当時、下園先生のご本から身に着けたものが
精神科医としての私自身のの血肉となって
色濃く残っていたのです。
うつ病の、ときどき悪化も見られながら
基線としては上向いていく回復過程の説明だったり、
迷った時、7:3で考える考え方だったり、
そんな具体的な説明の仕方は今もつかわせていただいていますし、
フォーカシングやイメージ療法の光のシャワーを使うのも
すっかり忘れていましたが、
下園先生のご本から伝授されたものでした。
なにより、下園先生の
患者さんが回復していくために有用だったら
どんなアプローチでも取り入れていくという
どん欲なまでの療法への姿勢は、
まさに、その後の私の精神科医として精進する道行を
力強く方向づけてくれたものでした。
そこにはすでに、
今私が診療に取り入れて多大な恩恵を受けている
EMDRもTFTも紹介されていますし、
そして最近になってやっと私が関心を持ち始めた
FAPまで言及されていました
(当時も読んでたはずなんですけどね…)。
また、動作法のことはここで初めて知りました。
下園先生、一番の出色、
わたしが極めて有効なものとして
患者さんたちにお伝えしてきたのは、
「うつ病は、
注意喚起作用の誤作動
として現れた状態です」
という説明の仕方です。
下園先生のこのうつの病態の説明で
どれだけの患者さんとご家族が救われてきたことか。
また、下園式「うつ=誤作動」ムンテラについては
機会があればタイトルを改めて投稿しますね。
もっぱら下園壮太先生の本やその仰っていることばかり、
患者さんやご家族の方に紹介していた時期がありました。
最近、
下園壮太先生のDVDが発売になっていることを知って、
懐かしくて、また下園先生の本を読み返してみたら、
自分がしている診療に今もなお
たくさんの影響が残っていることを確認して、
正直なところ、驚きました。
診察場面で、「下園先生が~」
という取り上げ方をしなくなって、
もう何年にもなっていますが、
現在の私の診療のはしばしに、
このことにも、あのことにも、
その当時、下園先生のご本から身に着けたものが
精神科医としての私自身のの血肉となって
色濃く残っていたのです。
うつ病の、ときどき悪化も見られながら
基線としては上向いていく回復過程の説明だったり、
迷った時、7:3で考える考え方だったり、
そんな具体的な説明の仕方は今もつかわせていただいていますし、
フォーカシングやイメージ療法の光のシャワーを使うのも
すっかり忘れていましたが、
下園先生のご本から伝授されたものでした。
なにより、下園先生の
患者さんが回復していくために有用だったら
どんなアプローチでも取り入れていくという
どん欲なまでの療法への姿勢は、
まさに、その後の私の精神科医として精進する道行を
力強く方向づけてくれたものでした。
そこにはすでに、
今私が診療に取り入れて多大な恩恵を受けている
EMDRもTFTも紹介されていますし、
そして最近になってやっと私が関心を持ち始めた
FAPまで言及されていました
(当時も読んでたはずなんですけどね…)。
また、動作法のことはここで初めて知りました。
下園先生、一番の出色、
わたしが極めて有効なものとして
患者さんたちにお伝えしてきたのは、
「うつ病は、
注意喚起作用の誤作動
として現れた状態です」
という説明の仕方です。
下園先生のこのうつの病態の説明で
どれだけの患者さんとご家族が救われてきたことか。
また、下園式「うつ=誤作動」ムンテラについては
機会があればタイトルを改めて投稿しますね。











