で、やっぱり気になるのは、純石けん分以外って何?ってこと。

 

 

  純石けん分以外の界面活性剤

 ・脂肪酸ナトリウムと脂肪酸カリウム以外の合成界面活性剤のこと。

 

 

 

 

 

 

  純石けん分以外の界面活性剤の性質

 

 ・石油や植物などを原料として化学合成された合成物。

 ・多量の水で希釈されても、界面活性作用を失わない。

 

  上矢印これが、「石けん以外」に(一括りに)分類される理由。

 

 「石けん」は「多量の水で希釈されると、界面活性作用を失う」という性質を持っています。これが線引き?というか、分類の軸。

 

 

  界面活性作用(有害な面)

 ・タンパク質を壊してしまう作用もあるとのこと。人間もタンパク質でできているので、この作用が強いと肌が敏感な方は肌荒れに繋がることも考えられます。

 ・水質汚濁の原因ともなる。

 

 

  界面活性作用(便利な面)

 ・本来混ざり合わないものを混ぜ合わせる! 

 ・汚れを落とす!!

 

 

 

 

 大切なのは、用途や目的によって適切に使用されること。純石けん分以外の界面活性剤でも、最近は生分解性が高いもの、肌に優しいもの、安全なものが増えてきているそうです。

 

 純石けんがいい、その他の界面活性剤が悪い、とかではなく、両方とも一長一短あると思います。自分の体質や目的、ライフスタイルに合ったものを適宜選んでいきましょうウインクビックリマーク