昨日は、界面活性剤が原料によって系統が分かれる、という内容を書きましたが・・・
洗剤などの裏に貼られている、成分表のシールを思い出してくださいあの成分表では、界面活性剤は2種類に分類されます。それが、
「純石けん分」か「純石けん分以外の界面活性剤」。
この2択です。
消費者庁が定める「家庭用品品質表示法」というものがあり、そのルール上、界面活性剤は「純石けん分」と「純石けん分以外の界面活性剤」の2つに分類されるそうです。
家庭用品品質表示法
品名、成分、液性、用途、正味量、使用量の目安、使用上の注意、表示社名等の付記が義務付けられています。
「純石けん分」と「純石けん分以外の界面活性剤」
家庭用品品質表示法では、界面活性剤はこの2種類に分類されます。
・純石けん分
・純石けん分以外の界面活性剤
要は、「石けん」or「石けん以外」に分類される。
2択。どっちか。
ポイント
どちらも、合成界面活性剤。
でも、表記は「純石けん分」or「界面活性剤」になる。
どちらも合成界面活性剤なのですが、「純石けん」か「合成界面活性剤」という書き方が並ぶと、純石けんは合成界面活性剤ではないように受け取っている人多数なのでは??私もその一人です。勉強になりました
(天然界面活性剤は、マヨネーズとか牛乳とかを思い出してくださいね)