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Journal intime

~獣医師と看護士によるペット日替わりコラム~

個性あるれる獣医師と看護士のblog!!

今までとまるっきり違った視点のペットの日替わりコラムです。

コミュニティーサイト『PET I』 http://pet-i.com でも公開中!!

こんにちは、獣医師のsinです。


猫の感染症のお話についてですが、今回は猫カリシウイルスというウイルスです。


このウイルスは一般的なワクチンに組み込まれており(3種混合)、予防可能なものです。


ただし、ワクチンを打っていない猫には、いわゆる「猫かぜ」と呼ばれるくしゃみなどの症状を出すとともに、口の中や足の裏などに潰瘍をつくることがあります。


何はともあれ、「猫かぜ」といわれる程度で、それほどに危険なものではないというのが一般的な考え方だと思います。

しかしながら最近、このウイルスに死亡率の高い変異体が見つかったのです。


このウイルスには少し困ったことがいくつかあります。


まず一つ目は、ワクチンの効果があまり期待できないことです。


同じカリシウイルスという仲間ではあるのですが、その顔立ちが微妙に違うらしく、これまでのワクチンで従来のカリシウイルスを覚えていても、役に立たない場合があるようです。


二つ目が、このウイルスは消毒薬に結構抵抗性を持つようなのです。


このウイルスとほとんど同じような症状が出るウイルスに、以前紹介したヘルペスウイルスというものがあります。


このヘルペスウイルスはアルコールで消毒可能なのですが、カリシウイルスはアルコールでは消毒できず、次亜塩素酸などのより強力な消毒薬が必要になってきます。


このようにいくつかの困った事情があるのが現状です。


私自身はこのウイルスに感染した猫を見たことはありません。


日本でこのウイルスがどの程度いるのかも分からない状況です。


そのため、どのように対策を立てるべきか等のアドバイスが思い当たらないです。


ウイルスも刻一刻と進化をしていて、ワクチンを打っているから必ずしも安心というわけではないようです。


日頃から他の猫との接触には十分に注意することが必要ですし、こうした新種のウイルスに獣医師もペットオーナーさんも気を配る必要がもっともっと出てくるものと思われます。


こんにちは!!

木曜日のコラム担当の“きよっち”です。

ITが発達してから、「ドッグイヤー」という言葉がよく使われていますね。
(※ITの進化は、犬が歳をとるのと同じくらい早いという意味)

犬は人間に比べて歳をとるのが早いということは、誰もが知っていることです。

そのような前情報をもとに、犬や猫の歳が人間に例えたら何歳に相当するのかを獣医さんに尋ねてくるペットオーナーさんは意外と多いものです。

そこで、犬と猫の年齢を人の年齢に例えたら、いくつになるかというとても簡単な方法を紹介します。

犬・猫の6カ月は、人の10歳弱(8~10歳)。

犬・猫の1歳は、人の20歳弱(15~18歳)。

犬・猫の2歳は、人の25歳弱(22~24歳)。

3歳以上は、y=4x+16に当てはめてください。

ペットの一生は、人の一生よりも短いものです。

かわいいペットの年齢が、人で例えればいくつになるかを知っておくことで、よりペットのことを分かってあげられるようになると思います。

例えば、高齢の問題が挙げられます。

一般に犬・猫は7~9歳くらいなると、高齢という領域に入ってきます。

このくらいの年齢になると人間と同じで、体力や免疫力も低下し、ガンなどの高齢に特有な病気にかかりやすくなります。

日頃から健康診断や健康チェックをして、仮に病気がなったとしても早期に発見してあげることによって、大事なペットといつまでも長く過ごせることにつながってくることでしょう。


犬・猫の年齢換算表

犬・猫の年齢   人間の年齢に換算する
1ヶ月      1歳
2ヶ月       3歳
3ヶ月      5歳
6ヶ月       9歳
9ヶ月      13歳
1歳       18歳
2歳       24歳
3歳       28歳
4歳       32歳
5歳       36歳
6歳       40歳
7歳       44歳
8歳       48歳
9歳       52歳
10歳      56歳
11歳      60歳
12歳      64歳
13歳      68歳
14歳      72歳
15歳      76歳
16歳      80歳
17歳      84歳
18歳      88歳
19歳      92歳
20歳      96歳

※年齢の換算の仕方はいろいろありますので、あくまで一例です。
(犬・猫の種によっても異なってくるので、一概に全てにあてはまると言うわけではないので注意してください。)

※一般に大型犬は、小・中型犬よりも歳をとるのが早いと言われています。

こんにちは、獣医師のsinです。


今回は猫白血病ウイルス(FeLV)についてです。

このウイルスの感染の仕方は前回お話した猫免疫不全ウイルス(FIV)とほとんど同じです。

主な感染はウイルスを持っている猫の咬傷などです。

このウイルスが猫免疫不全ウイルス(FIV)と違う点は、日本でもワクチンが販売されているという点です。

しかし、まだまだワクチンの普及はされておらず、実際のところどのくらい予防効果があるのかは不明な点が多いです。

猫白血病ウイルス(FeLV)は、白血球の病気を起こしやすく、リンパ腫などの腫瘍になる可能性があります。

そのため、このウイルスに感染しているかどうかによって腫瘍のなりやすさが変わるようです。

さて、このウイルスもFIVと同じように動物病院で気軽に検査できます。

少し採血をするだけで、10分もあれば検査できますので、これも気軽にできるのではないかと思われます。

ただこのウイルスの感染を確認する場合、ちょっとユニークな事情もあるのです。

実はこの猫白血病ウイルス(FeLV)は一度感染しても、ウイルスを完全に排除することがあるのです。

ですから、一度このウイルスに感染していることが分かっても、後日(6ヵ月後くらいが目安らしいです)もう一度検査をして、それでも感染が確認された場合にのみ、継続して感染が続いていると判断されます。

一度の検査では分からないところがFIVとは少し違う点です。

治療法もいくつか提案されていますが、ユニークな治療法があります。

インターフェロンαと呼ばれるものを口の中に少量塗ることで、口の中の粘膜から薬が吸収され、免疫力を高め、余命を延ばすとのことです。

今までは見守るしかなかった病気に、少しずつ治療法が発見されていくのは、本当に喜ばしいことだと思います。

このようなチャレンジにより、少しずつ治らない病気が治っていってほしいと思います。

こんにちは!!

木曜日のコラム担当の“きよっち”です。
ペットの健康管理に欠かせないのが、食餌の管理です。

多くのペットオーナーさんは、市販のペットフードを与えていることでしょう。

市販のペットフードは、総合栄養食として売られているものが多いですから過剰に心配される必要はありませんが、ペットの食餌とはどのようなものか知っておくことで、日々の管理にとても役立ちます。

この週末では、1000名を超える参加申込みがあり、会場の関係上、先着750名が参加できたそうです。

ペット業界でのステップアップに、日々の健康管理に興味のある方は参加してみるのもいいかもしれませんね。

ペット栄養管理士HP
http://www.jppfma.org/nintei/

お久しぶりです、獣医師のsinです。

ここ数週間、多忙な日々を過ごしていまして、無理を言って2週間の休みをもらいました。

さてシリーズ化が進んでいました猫の感染症について、今回は猫免疫不全ウイルスを書いていこうと思います。

猫免疫不全ウイルス(FIV)は、人の人免疫不全ウイルス(HIV)と近縁のウイルスであり、猫にエイズ状態を引き起こすものです。

ちなみに、猿には猿免疫不全ウイルス(SIV)というものがあります。

また、FIVに非常に近いウイルスでライオンやピューマに感染する免疫不全ウイルスも存在するようです。

このように、免疫不全ウイルスは様々な動物で見られるのです。

ちなみに、犬は今のところ見つかっていません。

不思議ですね。

このウイルスに感染した場合の根本的な治療法は今のところ存在しないのです。

現在、HIVの治療薬をそのまま利用した治療法や、抗ウイルス作用を持つ物質をいろいろと試してみてはいますが、本当の意味で完治することはないようです。

数年前、アメリカでFIVのワクチンが開発されたようですが、効果のほどは・・・(いろいろな解釈があります)

また、アメリカのFIVと日本のFIVは少しタイプが異なってるようで、アメリカで有効だからといって、日本の猫で有効かどうかは分からないのです。

結局は、FIVにかからない、かかっていたら他の猫に感染させないことが最も大事なのですね。

特に、日本はFIVがかなり蔓延している国であり、外猫の10%以上は感染していると言われています。

また、HIVと異なり、唾液にウイルスがいるため、猫同士の咬傷でも感染することがあります。

そのため、他の猫とけんかをしないために、去勢手術のように闘争心を弱めることも大事なのかもしれません。

いずれにせよ、感染させないことが第一です。

また、感染しても無症状のままで一生を過ごすこともあるので、根気よくお付き合いする病気でもあります。

一度も検査をしていない猫や、外によく行く猫にはこの検査をしておいたほうが良いと思います。

検査は動物病院で採血をし、10分ほどで行える手軽な検査です。

これ以上不幸な猫を増やさないためにも、予防意識を高め、感染率を欧米並み(大体23%くらいと言われています)にしていきたいものですね。

こんにちは!!

木曜日のコラム担当の“きよっち”です。

『100匹のペットたち』の7をお届けします。

日本中の犬がもし100匹だったら…

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そのうち
がんと心臓疾患で死亡する犬は60匹を越えます。
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<参考>
朝日新聞