お蕎麦屋さんちのメダカ達
おチビは病気の子が自分の水槽に来ると、俄然元気になる。元気になると言うか、張り切っているのが分かる。「私がお世話しなきゃ!」って。看護師おチビに変身するのだ。(又はストーカーおチビ)そんなおチビを見ていて思い出したことがある。以前、お蕎麦屋のおばちゃんに聞いた話だ。彼女は私が花屋をしていた頃の常連客だった方だ。彼女がお店に来ると、いつも、花の大人買いをしてくれた。自転車の籠の前と後ろに、あふれんばかりの花を積んで帰るのだ。だから彼女が来ると、私の小さな店の花は一気に無くなった。猫や鳥も飼っている彼女は動物も大好きで、話を聞いていると、動物達も彼女が大好きなのが分かる。ある時、彼女もベランダでメダカを飼っているのが分かり、メダカ談議で暫く盛り上がった。ただ以前もちょっと書いたけど、彼女の水替えは凄い。メダカをバサッと網で掬い、他の容器に移す。メダカの入れ物をガサガサと洗う。そしたらホースから水道水をジャーっと入れて、またバサッと掬ったメダカを戻す。。。「水替えなんて簡単、すぐ終わるよ」って・・・そりゃあ、そうだけど💦(決して真似しないでくださいね、普通はメダカ☆になります)毎年沢山卵を産んで、沢山子供が生まれて、世代交代しながら、時々新しいメダカも購入しながら、10年以上そうやって暮らしていると言うのだから驚き!まあね、お蕎麦屋さん忙しいからね、、、その彼女が言っていた。「障害を持って生まれる子がいるので、いじめられないように、その子たちだけ別の容器で育てているけど、その子達はとても優しいのよ。」「具合の悪い仲間がいると、寄り添ったり、沈んでいる子を突いたり、泳ぐのを手伝ったり?するのよ。」と言うのだ。私は彼女が言ってる意味が分からず、心の中で「たまたまじゃない?」と思っていた。でも、甲斐甲斐しく病気の仲間達のお世話をするおチビを見ていて、納得した。ビュンビュン泳げる子達と違って、障害を持った彼らは、きっと身を守るためにも、他の感覚が優れているのかもしれない。そして、違う視点から世界を見ているのだろう。寒くなってきたから、身体が弱いおチビとチビ黒には、そろそろヒーターを入れてあげよう。暑さが治まり、ブーゲンビリアが咲き始めましたバイト先の花屋から貰って来た、売れ残って枯れかけたブーゲンビリアピンクと白の2株で、斑入りの葉っぱが綺麗何とか復活して二年目ですが、毎年花を咲かせてくれます去年は寒さに当ててしまい、危うく枯らすところでした急いで少し高い場所に移し、プチプチを巻いて何とか株は生き残りましたメダカがいたのと同じ花屋から私が座っているテーブルから花の頭が見える