コミュニケーションの分野では空間や時間、そして自分の身体とのコミュニケーションもあると言われます。

私達の体はそれはたくさんの細胞から成り立っています。

この細胞の一つ一つが互いにコミュニケーションを起こしているという考え方もあるのです。

そしてこのコミュニケーションが滞ることで様々な弊害があるのは、

皆さんも日常の人間関係の中でも感じるところではないでしょうか?

自分の身体とのコミュニケーションの滞りが癌になるという考え方もあるようです。


確かに、組織の中でコミュニケーションを滞らせる人っていますよね。

きちんと報告したり、仕事の依頼をしたにもかかわらずそれがきちんと反映されていない・・・

いつもわかった振りをして、その実、勝手な解釈で事実を事実として扱わない人。

そういう人に限って裏で「あの人は会社の癌だ・・・」なんて陰口たたかれたりするものです。


メールという便利なツールがありますが、同じ組織内で、

一言、声をかければいいような場合でもメールされてくるなんて、ちょっと淋しいと感じることってありませんか?

メールは残りますから、そういった意味では有効かとも思いますが、

やはり直接の会話でスムーズに進むことも多いはず。


生き物を扱うプロとしてお仕事をされている方にとって、

飼い主さんとの意志の疎通は重要です。

ほんの一言、電話で様子を伺うなど、気にかけてもらっていると感じてもらうだけで、

かなりの部分、仕事はスムーズに進みます。

そして、そのほうが飼い主さんのお役に立てる機会も増えてくるものです。

そういったことを大切にできるプロを育てていきたいですし、そうありたいと常に思っています。