あま噛みをする
1歳未満の子犬の困りごとの中でだんとつに多いのがあま噛み。
子犬は、好奇心からなんでも口に入れて噛みたがります。
またなかには、歯の抜け替わりによる歯ぐきの違和感から、あま噛みする子犬もいます。
噛んで楽しかったものや噛み心地がよかったものは、何度でも噛んでしまうものです。
放っておくと 成犬になってもあま噛みが続くかも…
成長とともに自然とおさまることが多いのですが、噛ませたままでいると、
成犬になっても噛みグセが抜けず、あちこちあま噛みしてしまう場合もあります。
予防
・引っ張りっこでエネルギーを発散し噛みたい欲求を減らす
パワーが有り余っていると、それを発散したくてつい噛んでしまいがちになります。
いっしょに、噛んで遊べる引っ張りっこをして、エネルギーを消費させましょう。
その際、手に歯が当たりやすい小さいおもちゃは使わないようにします。
また、ヒラヒラした服はなるべく避けます。袖口が開いた服を着て遊ぶと、 好奇心旺盛な子犬は、「何だ?」と関心をもち、袖や手を噛みがちになります。
・散歩量が少ないと噛みやすくなるので毎日たっぷり歩かせよう
子犬の噛みたい欲求を減らすには、散歩がもっとも効果的です。
できれば、1日2回以上は散歩へ連れて行き、心身ともにリフレッシュさせましょう。
ワクチンが済んでいない場合は抱っこで散歩を。抱っこしたまま屋外を散歩するだけでも、
屋外のいろいろなニオイをかげて、ストレス解消になります。
直し方
噛んだら一言「痛い!」と言ってその場を立ち去る
愛犬がハッとして噛みやむように、大きな声で一言だけ「痛い!」と言います。
そのまま無言で犬に背を向けてその場から離れます。
別の方法としては、テーブルをバンとたたいて口を離すきっかけを与えます。
犬が噛んだら、テーブルを強く1回たたき、犬をハッとさせて噛みやむきっかけを作ってあげます。
テーブルをたたくかわりに、大きく1回、手拍子を打ってもOKです。
愛犬がまだその困りごとをしていない場合は、今のうちに「予防」を実践しましょう(^_^)
続けて読みたい記事 "犬が手を甘噛みするときの気持ち"