こんにちは。




焼き菓子にの帆
のなかひろこです。




近所のカフェ『ガレリアサローネ』さんが
立川のお店を閉じました。




4年前。




お店ができたよ。何屋さんなんだろう。




不登校の長女と手を繋ぎ、赤ちゃんだった次女をおんぶして、窓越しにのぞいては「今日はやめとこう」を何回か繰り返し。




勇気を出して初めてお店のドアを開けました。




今より偏食の激しかった長女も食べられるガトーショコラがあって
オーナーご夫妻の赤ちゃんもお店にいて
声の聞き取りやすいご主人に、のんびりできる雰囲気も気に入って通うようになりました。




子どもの不登校で、物理的にも精神的にも行き場のない時期
ガレリアさんに通うことがどれ程私の支えになったことか。




おまけに、このお店との出会いが
私の焼き菓子屋のきっかけとなり
さらにはここでカウンターの内側に立つ!
そんな機会に恵まれることにもなりました。




振り返ると…




何もかもがあまりに上手くできすぎていて




夢をみていたような…
何とも言い表しがたい気持ちになります。




ご主人からお店移転の話を知らされたときは驚きつつも(なんとなくそう思っていた)というような感覚で。




冷静に受け止める自分もいましたが、思い入れの深いお店だったのでなかなか受け入れられないままの自分もいました。




4/21、私は『Kanocoクラフトマーケット』に出店。
そこで一枚の絵に再会しました。


イラストレーターであり画家でもある
ちよやあいみさんの絵です。




確か昨年9月、とある水曜カフェの日
お店に来て絵を描いていたあいみちゃんが
「次は何を描こっかなー♪」と、カフェのその場をシャラシャラ~っと描き始めたのが、この絵。




関さんがいてめぐさんがいてそうちゃんがいる。




やっはっはのくまに私のマフィンも。




あいみちゃんからつむぎ出される物語と絵が楽しくて、大笑いした時間がよみがえります。




これはどうしても欲しい!




私の気持ちをあいみちゃんが汲んでくれ
なんと物々交換で手にすることができました!
(伊勢丹で展示の際の値段は確か…あいみちゃんありがとう)




そしてこの絵を手に、その日の夕方訪れたガレリアサローネ。




最終日とあって、店内は人!人!人!
ごったがえしていました。




外から店内、そして2階まで齋藤陽道さんの写真が配されたガレリアサローネはもはやガレリアサローネではなく。




それでも、カウンターの中には関さんがいて
バタバタ準備に追われたキッチンはそのままで
やっぱりガレリアサローネであり。




あいみ画伯の絵を手にしながら店内を巡って




ここですごした時間はもう戻ることはない。




でも、ここにまだある。間違いなく。




大きな諦めの後に
わき上がる絶大な感謝と切なさと安心感。




ガランとぶち抜いた4部屋の
ピカピカに磨かれた床を眺めながら
やっと、やっと私はガレリアサローネの移転を受け入れることができました。




関さん、めぐさん、そうちゃん。
今まで本当にありがとう。




本当にありがとう。