☆14日のこと②☆
無事に出産を終えた私

胎盤が出てきたときの出血が多かったようで


しばらく点滴を受けることに

ちなみに、へその緒を切った後

旦那さんは助産師さんと娘とどこかへ行ってしまっていて

出てきた胎盤は私だけ見ることになりました

思ってたよりおっきくて、ビックリ

自分の中に人間がいたことも不思議だけど


胎盤も入ってたのかと思うと、母体の神秘を感じました


子宮の戻りも悪かった私

体内に残った血液を出し切るためにお腹を押され

それがまた痛い…

できれば避けたかったけれど、裂けてしまった会陰を縫うために麻酔をし


麻酔の効きが悪かったのか、チクチク感じながら縫われてました

そこからは戻ってきた旦那さんと娘と3人で

点滴をしながら2時間を過ごしました

その間、初めての授乳もさせてもらいました

分娩室でのこの2時間は、本当にゆったりまったりとした時間が流れていて

旦那さんと、『幸せ』をかみしめながらいろんな話をしていました

出血が多かったため、貧血がひどく


その後0時過ぎに病室へ入るも

点滴は外れず

翌日のお昼まで着けっぱなしとなりました

病室に入ってから

晩ご飯を食べていなかったので


旦那さんが買ってきてくれていたサンドイッチやお寿司を2人で食べようとしましたが

なんだか不思議な高揚感でお腹に入らず

そして眠れぬ夜を過ごしてしまいました

旦那さんもその日は病院にお泊まり

彼もなかなか寝付けなかったようですが

少しだけうとうとしていました

私が点滴を受けている間やコンビニに買い出しに行ってくれているとき

旦那さんは親族にいろいろ報告してくれていたようで

夜勤を終えた母親が明け方4時に(笑)駆けつけてくれました

親もビックリの5時間半のスピード出産(笑)
驚きながらも喜んでいたようです

週末だったため

土曜日の午前中には横浜から義母が

日曜日の午前中には叔父一家と祖母が

そして日曜日の夜には幼なじみも娘の顔を見に来てくれました

お世辞にも可愛いとは言えない我が子ですが(笑)
みんな、可愛い可愛いとちやほや

待望の初孫・初曾孫なのです

産まれたその日から母子同室を希望

完全母乳を目指していたので

数時間置きの授乳は本当に大変でしんどかったですが


熱心な指導と母乳マッサージのおかげで

産まれてから今までまったくミルクを足さず

退院する頃にはしっかりと母乳が出るように&娘もうまく飲めるようになりました

おかげで退院後に授乳で四苦八苦するようなことはなく


産院にはかなり感謝です

そして今、このときも私の宝物は母乳を飲んですやすやと眠っているのでした

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☆14日のこと☆
お祝いコメントありがとうございます

なかなかご報告できなかったので、忘れられてるかと思ってました(笑)
忘れないうちに、14日のことを

自分のために書き残しておこうと思います

実は5月終わりから6月始めにかけて

旦那さんが出張で不在でした

立ち会い出産を希望していたのですが

ちょうどその頃臨月に突入するということで

『パパがお休みの日に産まれてくるんだよー』
って、ずっと言い聞かせていました(笑)
『出張中はだめだよー』って

それが効を奏したのか、ちゃんとお休みの日を選んできてくれた我が子

素直な子です

そんな14日の朝6時

お腹が痛くて起きた私

それまでも前駆陣痛らしきものはあったけれど

明らかにいつもよりも痛い

でもまだまだ余裕で動ける程度

これが陣痛なわけないと、とりあえず起きてトイレへ(笑)
そこでおしるしを確認しました

ネットで見たら、だいたい3日後くらいに陣痛が…って感じだったので

痛みをやり過ごしながらお洗濯

でも、あまりに頻繁なのでちょっと心配になり

念のため陣痛アプリを使ったら5分間隔

もともと39週の検診日になっていたので

旦那さんを起こし、早めに病院へ

『お腹痛いから早く病院行きたい』って言った瞬間、飛び起きてくれました(笑)
そして午前中に病院へ行き

NSTをしてもらい

お腹の張りを確認したものの


やはり張りが弱いので前駆陣痛だろうと判断

子宮口は1㌢

『今夜から明日にかけて出産になるから、早めにこのまま入院する?』
と聞かれましたが

まだ午前中だし、そこで入院しても暇かと思い(笑)
一旦帰宅して様子を見ることに

2時頃に帰宅してお昼ご飯

しかし、まさかの嘔吐

あとから聞いたら、このとき旦那さんは『いよいよだな』と思ったようです(笑)
そこから私はベッドで横になるようになり

痛みがくるたびに旦那さんが腰をさするという繰り返し

しかも、朝お洗濯をしてしまったために

痛みがないときは旦那さんが洗濯物を畳みながらという…(笑)
ちなみに私は腰に痛みを感じてましたが、そーゆーものなのでしょうか

4時頃にいよいよ本格的に痛くなってきて

お風呂に入ると緩和されると聞いたような気がして

5時頃にお風呂へ

6時半くらいまでお風呂で痛みに耐えていました

ただ、お風呂で血行が良くなったのか

お湯に浸かっている間も出血があり

途中で不安になってきてしまったんです

そこでお風呂から上がって再びベッドへ

そのときにはもう私に余裕はなく

旦那さんが痛みの間隔を計ってくれていたようです


午前中、病院では『痛みの間隔が10分、痛い時間が30~40秒くらいになったら電話して』
と言われていたのですが

旦那さんが計ってくれたときは5分間隔

というより、前駆陣痛からずっと5分間隔のまま

10分間隔にならずに進んでしまったようです

そしていよいよ、7時過ぎ

旦那さんに病院に電話してもらい

そのまま病院へ向かいました

7時45分くらいに病院へ到着したときには

もう痛みが来ると立っていられない状態

内診してもらうと子宮口は7㌢開いていました

もちろんそこから入院となり

私は陣痛室へ

旦那さんは荷物を置きに入院するお部屋へ

陣痛室へ戻ってきてからは、そこからの展開に備えて

近くのコンビニにお水やご飯を買いに行ってくれました

その間、私は助産師さんに腰をさすってもらいつつひたすら耐え


『今夜中には産まれないねー』
の言葉に絶望しつつ(笑)
旦那さんが戻ってきてからは旦那さんが腰をさすってくれて

助産師さんに『アロマでも炊こうかー?何がいい?』と言われたころ破水

病院に着いた頃は向きが良くなかったという娘ちゃん

あっという間に正しい向きを向いてくれたようで

あれよこれよという間に産まれる準備をしていたのでしょうか

アロマを選ぶ余裕もなかった私ですが


選ぶ間もなく分娩台に上ることとなりました(笑)
分娩台に上る頃にはなぜかすっかり冷静になっていて

落ち着いて上り、時計を見たら9時

そこから助産師さんの言うとおりに冷静に行動できました

『いきみたくなったらいきんでー』
と言われれば本能のままにいきみ

『これからのいきみは声出さずにいきんで』
と言われれば声をおさえ

『今からは胸を手においていきまないで!』
と言われればそれに従い(笑)
その結果、分娩台に上って約30分後の9時25分

無事に娘の産声を聞くことができました

ちなみに、自宅で痛みに耐えている間


腰をさすってくれていた旦那さんとふと目が合って

泣きそうな顔をしているので話を聞くと

『ピーターパンが苦しんでるのを見ると、悲しくなってくる』
と言うので

なんだかとても愛おしくなって

2人でなぜだか泣いてしまいました(笑)
『俺、今からこんなんだったら、産まれたら絶対号泣する(笑)』
と言っていたのですが

産声を聞いて旦那さんを見たら

本当に号泣してました(笑)
それを見て急に『産まれた』実感がわき

私も涙が溢れてしまいました

最後のいきみで手をバーに持っていくまで

ずっと私の右手を握っていてくれていた旦那さん

産まれるまで、ひたすら私の様子を見ていたようで(笑)
本当に男は無力だと思ったそうです

兼ねてからの私の希望で

娘のへその緒は旦那さんに切ってもらいました

その後、カンガルーケアで娘を抱っこさせてもらい

3人での最初の写真を撮ってもらいました

旦那は号泣、私は疲れた顔の記念写真だけど


私にはどんな写真よりも良い写真にうつっています

大切な宝物がまた1つ増えました

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