空。
辛いときや悲しいとき
私はいつも空を見てきました
たぶん理由なんてないんです
ただ、ただなんとなくなんだと思います


泣きたくなるくらいに空が綺麗だと思うのは
なぜか心が痛いときばかり
そんな気がするからかな…















本日、祖父のお墓参りに行ってきました

これは完全なる私のワガママです



ういがまだお腹にいたとき、
たまたま祖父の四十九日でお墓に行く機会があり


罰当たりで自分勝手な孫の私は

祖父の冥福よりも先に
『ひ孫(うい)がそっちに行くから、よろしくね』
と、お願いしていました



祖父に可愛がってもらえるように。
ういが無事に天国へいけるように。
それ以来、私の心の中では
祖父と羽根の生えた天使が一緒にいるイメージが出来上がっています


だから、今回覚悟を決めたとき
真っ先に浮かんだのは祖父のお墓参りでした


まだこの子がお腹にいるうちに。
急遽、彼にお願いして連れて行ってもらいました。
今の私の体調では、とても1人では行けないので





彼が2つ返事で了解してくれたのは、本当にありがたかったです

愛知を出て、お墓のある三重まで走り


また私を送ってくれて、またまた三重まで帰って行きました



祖父のお墓から彼の家は15分足らずなので、
帰りは電車でいい
と言ったのですが
頑として送ると言い張りました。
車で送ってもらったにも関わらず、ベッドに直行してしまった今の私には

正直、電車に長時間揺られているのはかなりキツかったので



すごくありがたかったです



私と一緒に祖父のお墓に向かい、手を合わせてくれた彼


私よりも長く目を閉じて、祖父と何を話していたのか…
祖父が何と答えたのか…
私にとっても、この先を見つめ直すきっかけになったような気がします

そんな風にして、
お空にいる祖父とういに、新しい命をよろしくしてきた今日ですが



今まで『さくら』と呼んできたこの子に、正式に名前がつきました

悩みに悩んで、悩み抜いた末に彼がつけてくれた名前


それは、『空』でした

いつでも見守っていてくれるように



そう願ってつけたようです

空を見上げるたびに、強くなれる。
私にとっては、そんな存在にもなってくれそうな名前です



お墓参りをしていた間中、ずっと晴れていたのは
きっと偶然ではなかったんだね


ありがとう


