ラーメン経済学 | 関塚裕二の相撲とか(あくまでもとか)のブログ

ラーメン経済学

「ラーメン屋を見れば今の日本の景気が分かる。」
 
 
           【関塚裕二】
 
 
 
日本が、まだ好景気でいわゆるバブルと言われていた頃。
 
頑固親父のラーメン屋がもてはやされました。
 
お客に向かって
 
「喋ってたら麺が伸びんだろ、黙ってさっさと食え」
 
「コショー?んなもんねぇよ。俺の味に満足いかねーなら出てけ」
 
俺のラーメンを食わせてやるよスタンス。
 
当時は、これでもお客さんは、喜んでお金払って食べていた。
 
バブルが、はじけ不景気不景気と騒がれる昨今。
消費者の財布のヒモは、かたくなり、わざわざそんな上から物言われるラーメン屋なんかに行かなくなった。
 
 
そうなると今度は頑固親父から
 
ご機嫌伺いラーメン屋が支流になる。
 
麺の堅さ。
スープの味の濃さ。
油の量。
 
 
全て客に合わせてくれる。
 
 
テーブルにはコショーを始め
 
すりおろしにんにく、生姜。
香辛料。
味の調節をする醤油。
ラー油
 
が置かれている。
 
 
偉そうに上から言っていた店は淘汰され
 
お好きな様に食べて下さいスタンスになった。
 
 
今後もっと日本が不景気になったら
 
どんなラーメン屋が支流になるんだろうか?
 
 
「いらっしゃいませお待ちしておりました。」
 
スーツを着たスタッフが全員でお出迎え。
客一人一人のイスをひき
 
注文を受ける
 
「トンコツ醤油ラーメンでよろしかったですね。それでは器をお選び下さい左から輪島塗の丼、持ち上げた時に疲れないプラスチック製の丼…」
 
 
その後、レンゲの素材を選び
 
 
 
麺の堅さ、スープ、油を聞かれ
 
今度は
 
スープの味付けについて
 
「ニンニクが少し入っていますがよろしいでしょうか?」
 
「ダシは魚介から採っていますが魚介類大丈夫でしょうか?」
「トンコツが入ってますがカロリーの方気にされてませんか?」
 
「その他、ニンジン、生姜、長葱、玉ねぎでダシを採っていますが苦手な食材御座いませんか?」
 
「スープの温度なんですが90度、75度、60度とお選びいただけますが」
 
「さぁそれでは麺でございますが麺に玉子が使われていますが玉子は大丈夫ですか?」
 
「当店は太麺を使用しておりますが細麺がお好きでしたら近くのスーパーマーケットで調達して来ますが?」
 
 
「ではラーメンの方、お作りさせていただきますが大丈夫ですか?もしラーメンの気分じゃ無くなったらそこのハンバーガー屋からテイクアウトしてきますが」
 
 
……
 
 
そこまでされたら嫌だね。
 
 
うん嫌だ嫌だ。
 
 
※関塚裕二のどーでもイイ情報※
 
自分のブログを読み返したらあまり句読点を使わないので読みづらいなと思いました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
今日の力士:金開山
 
 
 
 
今日のBGM:思い出のスター・ダスト/サザンオールスターズ
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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