青春の残り火
健太朗と直輝は学校帰りいつもの土手に居た。
「なぁ直輝、お前高校卒業したらどうすんの?進学しないんだろ?」
「うんとりあえずバイトして金貯めて海外を旅したい」
「へぇ海外ねぇどこ?アメリカ?」
「特には決めてないんだけどさ。で健太朗お前はどうするつもりなんだよ」
「なーんも決めてない」
「何だよ何も決めて無いって。そりゃ俺だって偉そうな事言えた義理じゃないけど」
「まぁまぁ何とかなるっしょ」
健太朗はそう言うと、すくっとその場を立ち小石を拾い上げると大好きなプロ野球選手のピッチャーの投球を大袈裟に真似て小石を投げた。
「ストライーク!!バッター三振」とにっこり笑ってその場に大の字になって寝転がった。
「ストライークじゃないよ」直輝は呆れる様に言った。
「なぁ直輝ぃこのまま俺ずっと高校生でいたいな」
「バカな事言うな。あのなぁ」
「何だよ何カリカリしてんだよ」
「だからさっ俺も人の事言えた義理じゃないけどよ俺だってアルバイトで稼いで海外を見て自分を見つめ直してみたいって思いがある。それに引き換え健太朗は卒業後の進路を何も考えていないじゃないか」
「何も考えて無いわけじゃ…」
「何も考えて無いよ!」
「大きな声を出すなよ」
「いやお前が何も考えて無いのが腹立つんだよ!それじゃ関塚裕二じゃないか?」
「関塚裕二?」
「そうだよ関塚裕二の今日のブログと一緒だよ!」
「どう言う事だよ」
「今日の関塚裕二のブログだって何も考えずに小説ぶった事書いたはいいけどストーリーも起承転結も何も考えてないで、ただ闇雲に小説も書けるんだぞアピールをしたくて、もしかしたら出版社から連載のお声がかかるじゃないかって嫌らしい計算があって」
「何が言いたいんだよ」
「何も考えないと今日の関塚裕二のブログみたいにグダグダになるぞって事!」
チャンチャン♪
※関塚裕二のどーでもイイ情報※
テトリスはテトリス棒を待ちすぎて自滅するタイプです。
今日の力士:薩州洋
今日のBGM:桃/槇原敬之
チャオ☆
「なぁ直輝、お前高校卒業したらどうすんの?進学しないんだろ?」
「うんとりあえずバイトして金貯めて海外を旅したい」
「へぇ海外ねぇどこ?アメリカ?」
「特には決めてないんだけどさ。で健太朗お前はどうするつもりなんだよ」
「なーんも決めてない」
「何だよ何も決めて無いって。そりゃ俺だって偉そうな事言えた義理じゃないけど」
「まぁまぁ何とかなるっしょ」
健太朗はそう言うと、すくっとその場を立ち小石を拾い上げると大好きなプロ野球選手のピッチャーの投球を大袈裟に真似て小石を投げた。
「ストライーク!!バッター三振」とにっこり笑ってその場に大の字になって寝転がった。
「ストライークじゃないよ」直輝は呆れる様に言った。
「なぁ直輝ぃこのまま俺ずっと高校生でいたいな」
「バカな事言うな。あのなぁ」
「何だよ何カリカリしてんだよ」
「だからさっ俺も人の事言えた義理じゃないけどよ俺だってアルバイトで稼いで海外を見て自分を見つめ直してみたいって思いがある。それに引き換え健太朗は卒業後の進路を何も考えていないじゃないか」
「何も考えて無いわけじゃ…」
「何も考えて無いよ!」
「大きな声を出すなよ」
「いやお前が何も考えて無いのが腹立つんだよ!それじゃ関塚裕二じゃないか?」
「関塚裕二?」
「そうだよ関塚裕二の今日のブログと一緒だよ!」
「どう言う事だよ」
「今日の関塚裕二のブログだって何も考えずに小説ぶった事書いたはいいけどストーリーも起承転結も何も考えてないで、ただ闇雲に小説も書けるんだぞアピールをしたくて、もしかしたら出版社から連載のお声がかかるじゃないかって嫌らしい計算があって」
「何が言いたいんだよ」
「何も考えないと今日の関塚裕二のブログみたいにグダグダになるぞって事!」
チャンチャン♪
※関塚裕二のどーでもイイ情報※
テトリスはテトリス棒を待ちすぎて自滅するタイプです。
今日の力士:薩州洋
今日のBGM:桃/槇原敬之
チャオ☆