皆さんこんにちは！
いきなりですが今日はコンビニの今後の戦略について話をしていきたいと思います（笑）。
そもそもコンビニって主に１人、２人で消費することを見込んだ商品が多く、そして既に出来上がっているものを買うって場所ですよね。
でも最近コンビニが変わりつつあるって感じているんです。今日はその中でも主に２つ変わった点を挙げて、先述の現在進行しているコンビニの戦略を考えてみたいと思います。お題はこちら！！
- 高品質、高価格のPB商品の増加
- 進むイートイン化とファミリー層の開拓
まずその１、「高品質、高価格のPB商品の増加」です。これはいわずとしれたセブンイレブンの“金の○○シリーズ”が代表的ですね！近年コンビニでは従来からの“お買い得なPB商品”だけでなく「いつもよりちょっと贅沢」をテーマにしたPB商品の開発に力を注いでいます。
個人的にこの戦略はこれから益々増えるであろう単身世帯社会、高齢化社会、共働き社会に対してとても有効的なのではないのでしょうか？個人的にもやっぱり仕事した後だとご飯を作る気にはなれないしそんな時に例えば”金の直火焼きハンバーグ”なんてあったらつい買っちゃうかなぁ～
次にその２、「進むイートイン化とファミリー層の開拓」です。これも最近多いなあーと感じるのですがミニストップが先駆けて始めたイートイン化が最近物凄く増大しているような気がします。そして同時にそこで井戸端会議を楽しむおばさま達、学生達も増えてる気が・・・
でもこの場合によっては長時間居座られる危険性もあるイートイン化、個人的に凄く有効的な戦略だと思うんです。
なぜかと言いますとこれは先ほどのその１とも関連してくることなんですがこの作戦の狙いは２つあります。そしてその狙いの一つのターゲットがズバリ”おばさま”です
近年これもセブンイレブンですが”コンビニコーヒー革命”が起きてコンビニコーヒーがかなり進化し、一般的になりましたね。そして今あげたイートイン化が進むことによってコンビニは従来の性質に加えてさながらカフェ、ファミレス化することになりました。
そしてそれに加えコンビニのコーヒー、商品そのものがカフェやファミレスよりも比較的安く、豊富な種類の商品がある。そして１００円単位で買ってもモラル的にOKなことからおばさま、学生を引き付けるには十分すぎる材料が揃いました。そして平日の午後にはおばさま達、夕方からは学生達がぞくぞくとコンビニに集まってきたのです。
さてここでこの作戦の狙いに戻ります。まずこの作戦の狙いの一つはカフェ、ファミレス利用者、そして平日働く人のの昼食のシェア（主にファストフードチェーンを利用する人）を獲得することです。まずこれが大前提ですね。
そしてこの作戦のもう一つの狙いは先ほど述べた”おばさま”がキーワードになってきます。そしてそれは「高品質、高価格のPB商品の増加」とも関連しているのですが順を追って説明したいと思います。
まず先ほど述べたカフェ、ファミレスを利用する平日午後の人妻を取り込みます。そしておばさま達は恒例の長いおしゃべり（笑）がありますので比較的長く滞在しますよね。そうするとあらもう気が付いたら夕方、「帰って旦那と子供のご飯を作らなきゃ。でも作るのメンドクサイわぁー・・・そうだ、コンビニでお惣菜買えばいいじゃない！最近は美味しいPB商品（金のハンバーグ、カレーとか)もあるし！」となるわけです（苦笑）つまり夜ご飯というリバウンドを取り込める可能性があるということですネ。
勿論こんなテンプレ的おばさまがいるとは限りませんし共働き社会によってこうしたおばさま達も少なくなっていくでしょう・・・でもそうなったとしても元々コンビニが得意とする「中食」の需要が益々増えていくだけのことなのです。さて最後にもう一つ、私から皆さんにちょっとしたクイズを出したいと思います。
「もしも今のイートイン作戦の対象者を高齢者に置き換えたら？そうしたら新たなメリットが生まれるとは思いませんか？」
思いついた方はよろしければ教えてください。それではまたいつかお会いしましょう。
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