【Ｗ杯１次リーグＣ組（２５日）：日本１-４コロンビア】
過去、日本代表が出場したＷ杯４大会で、決勝トーナメントに進出できなかった１９９８年フランス大会の岡田武史監督と２００６年ドイツ大会のジーコ監督は、いずれも（１）Ｗ杯での指揮経験なし（２）ナショナルチーム初采配が日本代表という共通点があり、今回のアルベルト・ザッケローニ監督（６１）も同じだった。この３人のＷ杯での成績は合計２分け７敗で未勝利だ。
逆にＷ杯指揮経験があった０２年日韓大会のトルシエ監督（９８年南アフリカ代表監督）と第２次政権だった１０年南アフリカ大会の岡田監督は、ともに決勝Ｔに進出。Ｗ杯の成績も４勝１分け３敗（うちＰＫ負け１）と勝ち越している。ザッケローニ監督は結局、日本サッカー界のジンクスを覆せなかった。
ちなみに、今大会の戦績は８年前のドイツ大会と酷似。初戦が先制しながら逆転負け（８年前＝オーストラリアに１―０→１―３）、２戦目がスコアレスドロー（８年前＝クロアチアと０―０）、最終戦は同組のシード国の南米勢相手に１―４（８年前＝ブラジルに１―４）の完敗だった。
また、今大会前まで日本代表は南米大陸で行われた国際Ａマッチで７戦して１分け６敗。今大会で初勝利を挙げることができず、通算２分け８敗と未勝利記録は継続となった。
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