【書評】世界経済の三賢人/チャールズ・R・モリス | 書評に魔法はない

【書評】世界経済の三賢人/チャールズ・R・モリス

世界経済の三賢人/チャールズ・R・モリス
¥1,890
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まだバフェットのところしか読んでおりません。

訳者は有賀裕子さんでこの人の訳文は読みやすい。

バフェット、ソロス、ボルカーの3人について一人当たり大体80ページほど割いている。
バフェットは年次報告書の紹介がよかった。
航空会社について
P123「最悪なのは、急成長を遂げ、成長のために資本を必要としながら、利益があるかないかそんな状態になる、そんな種類の企業です。」

バークシャー・ハサウェイで購入しているプットオプションについてはどの著書よりも詳しい。それ以外は2009年の新しい情報があるわけでもなく、バフェットについて既に知っているエピソードばかりで玄人には物足りない。

1890円はちょっと価格が高いかなという感じもする。

ある程度バフェットについての知識がある人なら、あらためて買う必要はあまりないと思う。

初めて入る人ならうまくまとまっているのでいいかもしれない。