ども、ぴ~た~です。
今回は、ドイツから届いたハブダイナモのホイールとライトのインプレッションです。
(1)回転の滑らかさ
走行中はそんなに違和感ありません。
取り付ける前にクイックリリースを両端を両手で持って回したのですが、全く回りませんでした。
「大丈夫か、コレ?買って失敗したかな?」って思いました。
しかし、取り付けて走ってみると、そんなに気になりません。
20~40km/hくらい、普段の走行中は、回転が渋いとか思いませんでした。
ESCAPEに最初から付いていたホイールと大差ないです。
ただ、止まる寸前の速さのときは、カタカタカタと小さいですが震える感じはします。
神経質でなければ問題ない範囲だと思います。
レース仕様じゃないので、全然OKです。
(2)ライトの配光
配光ですが、昼夜で異なるそうです。
昼間は周りが明るくてどこに光が当たっているのか分かりません。
他人にバイクに乗ってもらって確認しないと分かりません。
夜は地面を強く照らします。
高さは「対向車に眩しくない程度まで」です。
これはベンツのフロントライトと同じ思想です。
ドイツ・クオリティーです。
(3)ライトの明るさ
LUMOTEC IQ2 LUXOS Uの最大限の明るさがこちらです。
結論から言うと、私にとって暗いです。
説明書によると、「ドイツの法律で定められている最低基準の明るさの8倍の光量」だそうです。
だから、明るい筈です。
暗いと思う理由ですが、これまで使っている中華ライトが原因です。
これまで、2000ルーメンと5000ルーメンと2つ使いました。
両方とも原付やプロジェクターと同レベルの明るさです。
2000ルーメンのライトですと、こんなに明るいです。
2000ルーメンライトとダイナモライトの両方をつけておき、2000ルーメンライトを消すと、「あれ?ダイナモのライトも消えてる?」って思うくらいです。
中華ライトは周りの人や環境とか配慮しない暴君みたいなライトですもの。日本やドイツでは環境基準に引っかかるため作れないのです。
二つの写真を並べると、とこんな感じです。
カメラの設定をオートにしているため、両方の写真の設定に差があるとは思います。
それでも、ダイナモは200m先の建物に光が届いていないのに対して、中華はパッチリ照らしていることは分かります。
20mくらい先も中華の方が明るいです。
配光の差があるとはいえ、中華ライトの方が圧倒的に明るいです。
光量が少なくなり配光も低めのため、歩行者を認識しにくくなりました。
ただ、環境配慮な点がドイツ・クオリティーだと思います。
(4)取り扱いのしやすさ
フロントがパンクした時に、端子の脱着が面倒になりそうです。
ペンチがないと大変。
サドルバックにペンチ追加です。
逆を言うと、堅牢なところがドイツ・クオリティーですね。
あと、ライトの状態が分かりにくいです。
ライトに充電しているのか、USB充電しているのか、明るさ強モードなのか、などなど、一目では分かりにくいです。
慣れが必要みたいです。
さすがドイツ・クオリティー。
(5)まとめ
ダイナモ全部で50000円。
一方、これまで使っている中華ライトが3000円。
お値段の差は16倍。
しかも中華ライトの方が明るくて負荷もなく、安全です。
ただ、中華ライトはバッテリーの容量があります。
私のは10400mAhで5時間くらい稼働します。
5時間では、一晩走るには足りないのです。
コンビニで補充できる単3・単4乾電池対応のライトは良い選択肢ですが、満足できる明るさではないです。
以上をまとめると、充電できずに5時間以上走るのであれば、ダイナモは心強いです。
逆に、通勤のように1時間くらいまでであれば、中華ライトの方がよいと思います。