不吉な予感がしながらも新療法は難なく終了。微熱の原因は不明なまま“ナゾノビネツ”状態でお昼の立ち蕎麦業務を。いくつかの候補がある中で、急にカレーが食べたくなり、秋葉原駅構内にある「新田毎」へ。という事で今日は「秋葉原駅構内 新田毎でステーキカレー」です。

 

「新田毎」は、秋葉原駅構内の山手線から総武線の千葉方面に向かうと途中にある立ち食いそば店。1983年の開店でダックも昔から知っていましたが、昔1回入って不味かった記憶しかない(笑)。そんな店でも果敢に?挑むのは、どうしてもカレーが食べたかったのと今日、木曜日は「お客様感謝デー」(多分本当には感謝していないと思うが・・)という名目で普段は1100円もするというチンケな「ステーキカレー」と称するメニューが690円で食べられるとの事。

この410円引きと言うのは如何なる計算に基づいているのか不明だが、取り敢えず入店。券売機で食券を買い、カウンターへ。「いらっしゃいませ」の「い」の字も無い。脇にある揚げ置きの天ぷらも不味そう。お蕎麦にしなくて良かった。薄汚い感じの店員が配膳、1分程で出来上がり。ステーキの称するものは既に焼置きなんだなぁ~と思いながら隅の席へ。

 

 

「ステーキカレー」の味は昔、三流大学の学食で出ていたようなカレーの味。所謂エサ系の味。ご飯も硬く、肉は成型肉と推測される。偽肉の量が多いので一見、豪華に見えるがそれは錯覚。全然、美味しくないもののお腹が空いているのとカレー味は一応するので口には吸い込まれていきます。

 

 

ウスターソースをかけてごまかします(笑)

 

我がお館様で立ち蕎麦アナリスト・増子保志先生によると、このお店は有楽町のガード下にある「ふくてい」の姉妹店で、まぁ、それなりの店との事。しかし、1100円も払ってこのカレー食べる人なんているのかいな?

有楽町「ふくてい」のステーキカレーは最初から650円で提供されているし(笑)

こりゃ「カレーカレー詐欺」だな・・。そうか、こんなまがい物を食べてくれたことに対する「感謝」だったのね。

 

「いらっしゃいませ」も「ありがとうございました」も無い強気の接客姿勢。店内、店員とも薄汚く気分は最悪。新型コロナウイルスで惜しまれて閉店する名店が多い中、こうした迷店はしぶとく生き残るんだろうなぁ~

 

 

 

 

新田毎:JR秋葉原駅総武線千葉方面ホーム