新型コロナウイルスの蔓延にもめげず?今日は卓越した指導力をお持ちの立ち蕎麦研究家の増子保志先生主催の研究会が長野県の上諏訪で行われます。

思慮深い増子先生、研究会を中止にするか否か迷われていたようだが、半年前から予約し、かつ自粛の要請が急だったのでキャンセルすることも儘ならず、後ろめたい気持ちを持ちながらの開催となりました。中央本線に乗るため、立川駅で乗り換えます。という事で今日は「立川駅構内 武蔵野うどん・こぶし」です。

 

お店はJR立川駅構内2階のエキュートにあります。注意しなければならないのは、新宿方向に対して後方で下車すること。前方だと改札口があって、お店にはたどりつけません。と言うのは、相変わらず、どこか一つ抜けている増子先生、しっかりこの罠?にはまり、2階にあがったものの、お店に行けず再度降りて、ホームを歩いてやっとこさ辿りついたので・・。

 

5分ロスして、なんとか入店。先生、「ダックの日頃の行いが悪いからひどい目にあったよ」と相変わらず人のせいにしながらブツブツ言っています。画像付きの綺麗な券売機を前にして固まります。先生は予習してきたらしく一瞬の迷いもなく「もりうどん」(510円)と「ごぼ天」(310円)(ごぼう天とは言わず、ごぼ天という)をプッシュ!ダックは迷いに迷って(うどんなので“増子保志立ち食い蕎麦の法則”は適用できず)トップにあった「肉汁つけうどん」(750円)を選択。「あれ、ダック相変わらず僕ちゃんより高いの食べるんだ?」と厭味な先生。総額では自分の方が高いくせにと思いながらも笑顔でスルー。

 

 

食券を出して、お好きな席に腰かけます。(お好きな席へどうぞと言われたので)

乗り換え時間が余りないので(5分ロスしているし)時計とにらめっこしながら暫し待ちます。5分程して配膳されます。太い!太くてしっかりした感じのグレーなうどんちゃんがザルの上に載っています。ふすま小麦を使用しているらしい。少し不揃いでそこがご愛敬か。小鉢には金平ごぼうが付いてきます。

 

「うどんもり」はコシが物凄くあり、とても美味しい。つけ汁は濃いめですが、小皿にのった生姜と葱と合わせると良いお味に変化します。ボリュームも結構あり、もりでもお腹一杯に。

 

 

「ごぼ天」は薄くスライスされた牛蒡が一纏めで揚げてあります。味は普通に牛蒡(当たり前だけど)。まぁ箸休めにいい感じかな。別段美味しいわけではありません。

 

 

「肉汁つけうどん」の肉汁は、豚肉+葱+小松菜の構成。豚肉から良い出汁が出ていて濃厚で美味しい。兎に角、饂飩が美味しいので色々な組み合わせが楽しめると思います。

 

 

 

隣のおばちゃんがお汁はね除けのエプロンしながら「カレーうどん」食べていました。大きな器にカレーがしっかり入っていて美味しいそう。次回はこれにしてみよう。わざわざ食べに行っても良いと思える美味しいおうどんでした。さて、「特急・あずさ」に乗るぞ!

2020328日訪問)

 

 

 

 

武蔵野うどん・こぶしecute立川店:東京都立川市柴崎町3-1-1 ecute立川 2F